万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌2275 言に出でて2106

2016年11月06日 | 万葉短歌

2016-1106-man2275
万葉短歌2275 言に出でて2106

言に出でて 言はばゆゆしみ 朝顔の
穂には咲き出ぬ 恋もするかも  

2106     万葉短歌2275 ShuE665 2016-1106-man2275

ことにいでて いはばゆゆしみ あさがほの
 ほにはさきでぬ こひもするかも
=作者未詳。
【編者注】寄花(10-2271~2293、二十三首)の第5首。秋相聞(10-2239~2311、七十三首)の第37首。女歌。
【訓注】ゆゆしみ(忌染)[02-0199(長歌)忌之伎鴨(ゆゆしきかも)一云由遊志計礼杼母(ゆゆしけれども)、03-0475(長歌)齋忌志伎可物(ゆゆしきかも)、など]。朝顔(あさがほ=朝皃)[前歌参照]。
【原文】10-2275  言出而 云者忌染 朝皃乃 穂庭開不出 恋為鴨  作者未詳