万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1571 春日野に1432

2014年12月02日 | 万葉短歌

2014-1202-man1571
万葉短歌1571 春日野に1432

春日野に しぐれ降る見ゆ 明日よりは
黄葉かざさむ 高円の山  藤原八束

1432     万葉短歌1571 ShuD641 2014-1202-man1571

かすがのに しぐれふるみゆ あすよりは
  もみちかざさむ たかまとのやま

藤原八束(ふぢはらの やつか)=03-0398歌参照。
【編者注】「藤原朝臣八束歌二首」の第2首。「秋雑歌」九十五首(1511~1605)の第61首。
【訓注】しぐれ降る(しぐれふる=鍾礼零)。黄葉(もみち)。高円の山(たかまとのやま=高円乃山)[下記注]。
【編者注-高円】「高円(たかまと)」の出現個所は次の通り。02-0230、-0231、-0233、04-0696、-0948。-0981、-1028(2回)、08-1440、-1571、-1605、-1610、-1629、-1630、10-1866、-2121、20-4295、-4506。