12歳からのインターネット

　今の子どもたちは、小学校から英語やコンピーターを学んでいる。スゴイ！私たちの世代では到底考えられなかったことである。

私たちが立ち上げてすでに15年たつ「日野、子どもと本の出会いの会」で月一回発行しているニュースの新刊紹介の欄では、毎月一冊の本を紹介している。

今までは、読んで心が温かくなる本、楽しい本、感動する本、面白い本、新しい
発見をする本等を担当者が選びぬいて紹介するというスタンスだった。

しかし、時代とともに子どもを危険な状態に陥れるインターネットの”事故”が多発している。学校裏サイト、ワンクリック詐欺、ネットいじめ・・・

でもこれらの事に対処する方法は、子どもから聞かれても親も教師も解らないのが実情。

そこで、インターネットの危険なこととは何か、どう付き合えばいいのかをしっかり教えることが今とても大切であると記した本が発行された。

その本は六月にミシマ社から発行された「１２歳からのインターネット」。本書はウエブとの正しい付き合い方をＱ＆Ａ方式で３６の質問に答えている。

学校や家庭に一冊はおいておきたい一冊だと思う。