さわやか通信

心地よい風とさわやかな空気 すてきな花を探して旅にでよう

楊 逸(ヤン イー)さんの言葉

2008-07-25 22:20:47 | ひとこと
 このところ若者による刃物を使って無差別に人を殺傷する事件が
多発している。つい数日前にも八王子の書店で事件はおきた。

 彼らは「相手は誰でもよかった。むしゃくしゃしたから。親を困らせた
かったから」等々が犯行の動機らしい。

しかし、なんの落度もないのに傷つけられたり殺されたりされてはたまったものではない。被害に逢われた方がたには本当にお気の毒としか言いようが無い。私は犯人を絶対を許すことは出来ない。

我々も何処かでこのような事件に遭遇するやもしれない。日本も本当に怖い世の中になったものだ。

ところで、139回の芥川賞を「時が滲む朝」で見事受賞された楊逸さん
彼女は21年前に来日して日本語をマスターし、芥川賞73年の歴史上中国人として初めて受賞された。彼女にとっては母国語以外の外国語である日本語での挑戦である。彼女の努力に大きな拍手を送りたい。

その楊逸さんが、先日テレビで「今の日本の若者についてどう思うか?」とのインタビューで「若者にとって今の日本は幸せな国、だから日本の若者は挫折に弱い」というようなことを答えていた。

ニート、ネットカフェ難民、過酷な派遣社員、等々確かに今の日本は若者にとって
以前より厳しい状況に置かれていることも事実。でも自暴自棄にならないでほしい。そして、若者一人ひとりが、生きがいや誇りをもって働くことの出来る社会になっていくことを私は心から願っている。




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