19世紀末のアメリカ中部の町シカゴの孤児院に暮らす12歳の少女ロジーナ。
ロジーナはポーランドから両親と共に移民してきた。貧しいながらも家族5人で
幸せにくらしていたが、その生活も長くは続かなかった。
父親と弟の事故死に続き、母親の病死と相次いで家族を失ったロジーナは
まもなく孤児院にひきとられた。
当時のアメリカはニューヨークやシカゴの町に身よりのない孤児が増え続けていた。
これを解消するため、アメリカ大陸の西部行きの「孤児列車」をしたてて、子どもたちをこの列車に乗せて西部の各地に送り、子どもたちの家族となってくれる引き取り先をみつけるという政策を国はおこなった。
この孤児列車に乗せられたロジーナには、はたして新しい家族がみつかったのだろうか?
・ 書名 『ロジーナのあした』孤児列車に乗って
・ 作者 カレン・クシュマン
・ 訳者 野沢 佳織
・ 出版社 徳間書店 2009年4月初版 ¥1400+税
・グレード 小学校高学年~
この「孤児列車」は本当にあったもので、アメリカでは1850年から
1929年もの間に25万人もの孤児が西部におくりこまれたということです。
この西部の町で新しい家族にひきとられた孤児たちは、幸せをつかむことが
できたのだろうか?
「孤児列車の旅で、一人の少女ロジーナが「家族」という居場所をさがして
成長していく姿が丁寧に描かれているお勧めの一冊です。
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ロジーナはポーランドから両親と共に移民してきた。貧しいながらも家族5人で
幸せにくらしていたが、その生活も長くは続かなかった。
父親と弟の事故死に続き、母親の病死と相次いで家族を失ったロジーナは
まもなく孤児院にひきとられた。
当時のアメリカはニューヨークやシカゴの町に身よりのない孤児が増え続けていた。
これを解消するため、アメリカ大陸の西部行きの「孤児列車」をしたてて、子どもたちをこの列車に乗せて西部の各地に送り、子どもたちの家族となってくれる引き取り先をみつけるという政策を国はおこなった。
この孤児列車に乗せられたロジーナには、はたして新しい家族がみつかったのだろうか?
・ 書名 『ロジーナのあした』孤児列車に乗って
・ 作者 カレン・クシュマン
・ 訳者 野沢 佳織
・ 出版社 徳間書店 2009年4月初版 ¥1400+税
・グレード 小学校高学年~
この「孤児列車」は本当にあったもので、アメリカでは1850年から
1929年もの間に25万人もの孤児が西部におくりこまれたということです。
この西部の町で新しい家族にひきとられた孤児たちは、幸せをつかむことが
できたのだろうか?
「孤児列車の旅で、一人の少女ロジーナが「家族」という居場所をさがして
成長していく姿が丁寧に描かれているお勧めの一冊です。
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