A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

GETZ とCHICK & Return to Foreverの競演

2007-03-15 | MY FAVORITE ALBUM
CAPTAIN MARVEL / STAN GETZ

コリアが初期の名作「NOW HE SONGS NOW HE SOBS」を録音した1968年の秋、コリアはハンコックに代わってマイルスのグループに加わった。
あの偉大なマイルスのグループ入りだ。きっと、誰であっても大きな影響を受けるであろう。彼にとっても、マイルスとの競演は新天地であったのであろう。また一歩大きく前進する。そして、ピアノもアコースティックに加えて、フェンダーロジャースのいわゆるエレキピアノに取り組み始める。
この頃から、多彩で多芸なコリアの世界が始まった。前衛的な取り組みをしたり、ソロピアノにチャンレンジしたり、クラシックをやったり、まさに八面六臂の活躍がスタートし、現在に至っている。

ところが、生憎当時はこの頃のマイルスは自分の好みではなかったし、前衛も好きではなかった。という訳で、この頃のコリアは聴いた事があるといった程度であまり印象には残っていないのが実際だが。

そのような中で、コリアにとって、エポックメーキングなアルバムであり、自分においても印象に残っているのは、やはり「RETURN TO FOREVER」だろう。
このアルバムは72年の発売であるが、電子楽器をうまく操って、明るい、開放的なサウンド、そしてリズムがすごく新鮮だった。
その後、フュージョンという新しいジャンルを作り出していった一枚でもあり、時代の節目となる名盤だと思う。

実は、このアルバムを録音した直後に、コリアは再びスタンゲッツと競演する。
「SWEET RAIN」の録音からは、5年の歳月が経っていた。
コリアは、エレキピアノを駆使し、RETURN TO FOREVERに加わった、スタンリークラークやアイアートも加わって、まさにグループとしてのRETURN TO FOREVERにゲッツを招いた形となったアルバムだ。

この間、一方のゲッツは、ボサノバブームも終えて、ヨーロッパを活動の中心にしていたが、この間は録音自体もあまり目立ったものはない。どちらが声を掛けたのかは分からないが、ゲッツがプロデューサーになっているので、長い期間の充電を経てアメリカに復帰を期そうとした時に、ゲッツが白羽の矢を立てたのだろう。その時の流行を取り込むのはゲッツの得意技かもしれない。ゲッツの熱っぽい好演が光る。

LA FIESTA
FIVE HUNDRED MILES HIGH
CAPTAIN MARVEL
TIMES LIE
LUSH LIFE

Stan Getz (ts)
Chick Corea (elp)
Stanley Clarke (b)
Tony Williams (ds)
Airto Moreira (per)

Recorded March3,1972 in A&R Studios,New York
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サドメルのメンバーがコンボでやると・・・・・

2007-03-08 | Thad Jones & Mel Lewis & VJO
MEAN WHAT YOU SAY/THAD JONES-PEPPER ADAMS QUINTET

サド・メルオーケストラの重鎮、ペッパーアダムスと御大サドジョーンズのアルバム。
この2人は、同じデトロイトの出身。一時デトロイト出身者が一大勢力を占めたことがあるが、この2人も行動をともにすることが多かった。
ADAMSはサドメルのオーケストラにおいて無くてはならない存在だが、この2人はこの時期コンボでの演奏もしていた。オーケストラの編成よりも前からだったそうだ。

このアルバムは、ちょうど、サドメルのオーケストラの初アルバムは録音されたのと全く同じ時期の録音。それも、名門RIVERSIDEレーベルが倒産して、再起を期したプデューサーORRIN KEEPNEWSが新たに興したMILESTONEレーベルでの録音だ。

編成は、ピアノトリオに2管とJAZZでは普通の編成だが、単なる顔あわせジャムセッション風の演奏ではない。綿密に計算され、かつ二人のソロが十分に味わえる内容となっている。
これは、ちょうどサド・メルオーケストラの目指しているところと合い通じるところが多く、ビッグバンドであろうとコンボ編成であろうと彼らが当時目指していたところなのかもしれない。

同じ2管編成でも、通常のtpとts、asの組み合わせと違い、フリューゲルホーンとバリトンの編成は低音域のハーモニーの魅力になる。作風は違うが、ゴルソンのジャズテットに通じる所もある。

表題のMEAN WHAT YOU SAYは、サドジョーンズのオリジナル。
サドメルのファーストアルバムにも収められている曲だ。一度耳にすると忘れられないメロディーライン。
サドの曲には、親しみやすさを感じる作品が多いように思う。

サドジョーンズは、ベイシーオーケストラに在団していた時、いくつかの曲と編曲を提供したが、結局没になった。これが自分のオーケストラを作るきっかけにもなったらしいが。このMEAN WHAT YOU SAYは、オーケストラの演奏でもギターを加えてベイシーライクな演奏であったが、何が気に入らなかったのか?いい曲なのに。

ロンカーターやデュークピアソンもそれぞれの持ち味を生かした曲を持ち寄っているが、演奏も方も、最後のYES SIR THAT’S MY BABY では、ディキシー風の演奏まで繰り広げ、彼らの多彩な面を十分に楽しめるアルバムだ。

MEAN WHAT YOU SAY
H AND T BLUES
WIVES AND LOVERS
BOSSA NOVA OVA
NO REFILL
LITTLE WALTZ
CHANT
YES,SIR THAT’S MY BABY

Thad Jones (flh)
Pepper Adams (bs)
Duke Pearson (p)
Ron Carter (b)
Mel Lewis (ds)

Recorded at Plaza Sound Studios ,New York City, on April 226,May 6and 9 1966
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COREAとGETZが共演すると・・・

2007-03-07 | MY FAVORITE ALBUM
SWEET RAIN / STAN GETZ & CHICK COREA


CHICK COREAが「NOW HE SHINGS NOW HE SOBS」を録音した前年、1967年は「VILLAGE VANGUARD」のジャムセッションにも参加していたが。
実は、この時期COREAは、STAN GETZのグループに加わっていた。

ゲッツは、60年代の初頭ボサノバブームにのって、数々の話題となったアルバムを残してきたが、その後は、オーケストラをバックにしたアルバム(WES MONTGOMERY同様、この頃のVERVEレーベルの営業方針だったのか?)などは、いわゆる「PURE JAZZ」とは縁遠かった。
メンバー的には、GARY BURTONを加えたグループでコンサート活動はやっていたようだが、その内容は残念ながらなかなか知る術もない。

そのゲッツが、ゲーリーバートンに変えて、COREAを起用して残した一枚がこれだ。
ちょうど、ゲッツが40歳。脂の乗り切った時期だ。
日本ではゲッツはあまり評価(?)されていないのか、あまり人気があるわけでないが。それでもこれが出た時には話題になったものだ。
このコリアを加えたグループで、1968年には来日している。今でも、その時の演奏が残っていたら是非聴いてみたいものだ。

このアルバムの曲は、コリアのオリジナルもあれば、ボサノバもある。そしてガレスピーのオリジナルもあるという感じでバラエティーに富んでいるが、単なるブローセッションではなく、全体のトーンは素晴らしいほどに統一されている。
これも、多分COREAが全体の監修をしたのではないかと思われる。

一曲目のコリアのオリジナルでも、曲の途中の緩急の付けかたが微妙で、これもアレンジの内だろう。ゲッツ独特のテナーのトーンは、相変らず限りなく透明で線が細い感じがするが、演奏自体は、速い曲もスローも緊張感を感じ熱っぽさを感じる。

これは、コリアの影響もあるとは思うが、他のリズム隊が、ロンカーターとグラディーテイトなので、バックの盛り立て役も言うことがない。
この時期、VERVEのアルバムには、この2人が加わったものが多いが、単なるスタジオミュジーシャンに終わっているようなアルバム作りがこのようなものが多くて残念だ。

40年の前の演奏であるが、今聞いても全然古さを感じさせない演奏である。
1967年というと、まだまだやっとテレビがカラー化された時代。まだまだ白黒の番組も多かった。今の大画面テレビやハイビジョンとは隔世の感がある。この間テクノロジーの進化だけは確実に進んでいるが、いい音楽はいつまで経って不変だ。

LITHA
O GRANDE AMOR
SWEET RAIN
CON ALMA
WINDOWS

Stan Getz (ts)
Chick Corea (p)
Ron Carter (b)
Grady Tate (ds)

NYC, March 30, 1967

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SOLID STATEには、コリアの名盤も・・

2007-03-06 | MY FAVORITE ALBUM
NOW HE SINGS NOW HE SOBS / CHICK COREA TRIO

最初に聴いた時、「今まで聞いたことのないような感覚」、というよりは衝撃に近いものを感じるアルバムはそうそうある訳ではない。
最近では、そのような聴き方をしないで聞き流しているだけ。
なかなか、このような経験をする機会がない。
もっとも、最近では、昔のレコードを聞き直しながら、新たな発見はしているが。

このような感じを受けた一枚が「サド・メル」のアルバムであるが、実は、SOLID STATEレーベルにはもう一枚ある。それがこのチックコリアのトリオアルバム。
SOLID STATEは知らなくとも、このアルバムを知っている人は多いと思う。
有名なアルバムだ。

ハービーマンや、モンゴサンタマリアのグループでの録音は、このアルバム以前にも何枚かあるが、全編オリジナルで、ピアノトリオで取組んだのは、このアルバムが多分最初であろう。実質的なトリオのデビューアルバムだ。
全体が、ピアノトリオ用の組曲で編成されているような作品。SOLID STATEのアルバムの中でも異質の一枚だろう。

コリアは、いわゆるハードバップの流れとはとは違う、ビルエバンスの流れを汲んだ新しいピアノスタイルだ。そして、それまで一緒にプレーをしていた、ハービーマンなどの影響を受けたのだろう、JAZZ本来の伝統、ブルースだけではなく、ラテンあるいはクラッシックの影響なども受けている。それは、この後の彼のバンドRETURN TO FOREVERにも続いて今日に至っている。

このアルバムのもう一人の主役は、ベースのミロスラフヴィトウスだ。チェコ出身の彼は、この時まだ21歳。いわゆる4ビートを刻むベースとは次元の異なり、ギターのようにベースを操る。彼のプレーもスコットラファロのプレーの発展系であろう。
この頃の若手のベースプレーヤーが何人もこのようなプレーにチャレンジしている。

ドラムは、ベテランのロイヘインズ。
録音の良さのせいもあるかもしれないが、粒立ちのよいシンバルワークは、これも新しいドラミングにベテランが素晴らしく順応し、3人のコラボレーションを生み出している。

1968年の録音。
この当時、日本では、学生運動の嵐が吹き荒れ、海外ではベトナム戦争が泥沼に。なんとなく殺伐とした時代に、彼らの新しい試みの中にある種の「清涼感」を感じたものだ。
当時からJAZZ喫茶ではよくかかっていたし、その後、今に至るまでこのアルバムの評価は高く、Jazzの歴史に残る一枚であるのも間違いないであろう。

基本的には「4ビート」が好きな自分だが、この頃のコルトレーンやフリーから一歩進んだいわゆる新主流派、そしてフュージョンに繋がるJazzも嫌いではない。

STEPS-WHAT WAS
MATRIX
NOW HE SONGS-NOW HE SOBS
NOW HE BEATS THE DRUM-NOW HE STOPS
THE LAW OF FALLING AND CATCHING UP

CHICK COREA(p)
MIROSLAV VITOUS(b)
ROY HAYNES(ds)

Recorded Mar 14, 1968,Mar 27, 1968
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サド・メルがブルースの歌伴をやると・・

2007-03-05 | Thad Jones & Mel Lewis & VJO
PRSENTING JOE WILLIAMS ,
THAD JONES-MEL LEWIS & THE JAZZ ORCHESTRA




レーベルで一番有名になったのは、
THAD JONES-MEL LEWIS & ”THE JAZZ ORCHESTRA”だ。
というよりは、自分が一番気に入っているからかもしれない。

オーケストラの演奏は、LIVEでの演奏がサドメルの一番良さであり、楽しさを味わうことができるが、少し毛色の変わった歌伴もこのレーベルで2枚ある。
一枚は、以前紹介した、RUTH BROWNとの共演。そして、もう一枚がこのJOE WILLIAMSとの共演。

ジョーウィリアムスは50年代にカウントベーシーの専属歌手で、その後もベイシーとの付き合いが長かった。
1918年生まれのジョーは、Chicagoのサウスサイドの生まれ。ちなみに誕生日は12月9日でシナトラと一緒だそうだ。シナトラの方が3歳年上だが。
生まれた土地柄、Jazz、Blues、そしてGospelに囲まれて育ったが。彼のヒット曲の"Everyday I have the Blues"に代表されるように、彼の十八番はやはりブルース。
この、ジョーの歌にサドメルがどのようにバックをつけるかが見ものであるが、やはり、それは期待通りの出来だ。

サドジョーンズとメルルイスは、1955年の7月、デトロイトで開かれた”BATTLE OF THE BAND”に、ジョーンズがカウント ベイシーの一員として、そしてルイスがスタンケントンのメンバーとして参加した時から2人の間には構想があったらしい。
2人の理想を掛け合わせると、過去の伝統を引き継ぎながらも明日を向いて、黒っぽい雰囲気も出せば、白っぽい洗練されたセンスも感じさせ、全員がコンボ編成のソロの良さも、ビッグバンドのアンサンブルワークもこなせる、理想的なオーケストラになっていったのだろう。

このアルバムでは、ジョーウィリアムスに合わせて、全編ブルージーな演奏だが、単なるブルースバンドではなく、サドメルの特徴や良さが存分に発揮されている。
中でも、エリントンの名曲のIT DON’T MEAN A THINGのスキャットとサックスセクションのソリは圧巻。

GET OUT OF MAY LIFE
WOMAN’S GOT SOUL
NOBODY KNOWS THE WAY I EEL THIS MORNING
GEE BABY AIN’T I GOOD TO YOU
HOW SWEET IT IS
KEEP YOUR HAND ON YOUR HEART
EVIL MAN BLUES
COME SUNDAY
AMCK DAB IN THE MIDDLE
IT DON’T MEAN A THING
HALLELUJAH I LVE HER SO
NIGHT TIME IS THE RIGHT TIME

Thad Jones(tp)
Jerome Richardson(as)
Jerry Dodgion(as)
Eddie Daniels(ts)
Joe Farrell(ts)
Pepper Adams(bs)
Snooky Young(tp)
Jimmy Nottingham(tp)
Bill Berry(tp)
Richard Williams(tp)
Bob Brook Meyer(vtb)
Garnett Brown(tb)
Tom Mcintosh (tb)
Cliff Heather(btb)
Roland Hanna(p)
Richard Davis(b)
Sam Herman(g)
Mel Lewis(ds)

Recorded in 1967
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月例のスタートの一打目はチョロだった。

2007-03-04 | SHOT OF THE DAY
競技委員がティーグラウンドにやってきたのに緊張したわけではないが、スタートホールのドライバーでチョロ。50Y先のラフに。朝一のチョロは久々、ここしばらく記憶がない。

2打目は、そこそこの当りで残りは120Y弱。ピンは手前。PWでちょうどよい距離。
ピンの少し奥に落ちたボールは2バンドで止まる。ピン奥3メートル強。
打感だけでなく、体の動きもスムースで会心のショットだった。
奥からの下りパットは、カップを微かにかすめてOKの位置に止まりボギーに収まる。
会心のドライバーショットを放った2人もボギー。
きっと彼らの方が不満の残るスタートであったであろう。

いつもと違う展開にいささか戸惑ったが、何となく今日のゴルフを占う、波乱を呼ぶ気配のスタートだった。

次のロングの第3打も残り110Y。これもディボットにかかるライであったが、うまく打ち込めこれもピン2.5mに絡む。アイアンが良い。
しかしこのパットも入らず。

次のショートは3パット。
少し、イライラが募る。

そして、14番のミドルは、残り160Y弱。
これはピン横2m。これは、真ん中から入れてバーディー。

15番のパーパットも、3m近く残すが、これも真ん中から。
続く16番もオーバー目に打った1stパットの返しが2m近く残るがこれも。
入るときは入るものだ。
16番を終えて「4オーバー」。パットが決まるとスコアがまとまる(当たり前か)。

ところが、次の17番ショートでこの流れに「水」を差す。
一打目を右にプッシュアウト。
OBは免れたが、ボールはクリークの中に。
確かに天気は暑いくらいであったが、こんなところで、ボールが「水浴び」に行くとは。
3打目を上手く寄せたのだが、
流れは変わってしまった。このパットは入らず。

最終の18番も、水浴び癖のついたボールは再び池に。
こうなると流れは悪くなる。
3打目はグリーンを狙えない。刻んだ4打目。120Yの距離。
今日、一番フィーリングが合っている距離だ。
またもや会心の当たりだったが、これが飛びすぎてグリーンをオーバー。
少しフォローであったのか。
その後は、グリーン周りを行ったり来たり。
最近収まっていた、「プッツン病」が再発。このホールは「8」

昨日の余韻を残した復活の手応えが7番まではあったのだが、8番、9番の2ホールで6オーバーで、復活の手掛かりもまさに「水の泡」。

午前中で緊張に糸が切れると、ある意味気楽に廻れることもあるのだが。
後半も、一進一退を続けて5番のミドル。
グリーン左に外したものの、ショットは相変らず快調。とこが、そこからのアプローチを大トップして反対のバンカーに。
昨日好調だったバンカーが嘘のようにバンカーショットが決まらず。バンカーを何と3回も渡り歩く。
このホールで「9」。またもや「プッツン病」。

本日、スコアへのこだわりはこのホールで終了。

せめてもの慰みは、その後もショット、特にアイアンは最終ホールまで崩れず好調。
ポジティブ志向で、これを今日の成果にしておこう。

それにしても、今日は絶好のゴルフ日和。ぽかぽか陽気で半袖でも十分な陽気。昨晩,予報を見て冬用の身支度を変えねばと思いつつ床についたのだが・・・。
実は朝寝坊をして半袖を用意する間もなく迎えにきてくれた友人の車に飛び乗る。
こんな、余裕の無さも「プッツン病」に、どこかで影響するのかもしれない。
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暖かい日が続き、・・・・コースの風景も一足先に「春景色」

2007-03-03 | SHOT OF THE DAY
今日は久々に家族とのラウンド。
母親を迎えに実家を立ち寄ると、庭の沈丁花が良い香りを放っていた。
普段マンション住まいだと、季節の変化にも鈍感になっている。
本当は、毎週ゴルフ場でも自然を肌で感じてはいるのだが、プレーに振り回されるとあまり周囲を楽しめない。余裕を持てるようになればいいのだが。いや、余裕を持てる時は、周りを見ているということだろう。
今日は、意識的に周囲を見回してみた。廻り慣れたコースでも、新たな発見があるものだ。
知らない場所のOB杭。新しい切り株(松喰い虫のせいだろう)。紅白の混ざった梅の木。・・・・などなど。

春が早く来ているせいか、コースも春を迎える本格的な手入れが始まっていた。
ベント芝のグリーンを丁度更新中で穴あけ作業中。ということで、今日のグリーンは高麗。この時期の、高麗は早いのか遅いのか全く予想が付かず。
練習もそこそこで切り上げ、ラウンドをスタートすると、いきなり最初のホールで4パット。下りがめちゃ早い。ホームコースの高速グリーンも顔負けだ。
このグリーンに、何ホールか下りのラインでしっかり痛めつけられた。

野球もキャンプが終わってオープン戦の開幕。朝のニュースでレッドソックスの松坂の登板を中継していたのにはびっくり。野球も、ますます大リーグが中心になっていってしまうのだろうか。
これに影響された訳ではないが。先週少しきっかけを掴めたこともあり、今日は、気楽なラウンド。だが、少しオープン戦のつもりで緊張感を持とうとした矢先の4パットであった。
しかし、ショットは全体的に好調。ドライバーも上がり2ホールで会心の当たりが2回続く。パットもタッチが合った時はいい感じに。アプローチも比較的ピンに絡んで上向き加減。
でも、今日の最大の成果はバンカー。
とにかく、今日はバンカーによく入って全部で6回。
ところが、ピンに近いものから遠いものまであったものの、これがすべからく完璧。
1ピン以内に付く。
上手く行きだすと、どんどん自信がついて好循環になるから不思議だ。
今日のショットは6回のバンカーショットすべて。
そういえば、最近バンカーは、まったく苦にしていなかった。このまま続いてくれればいいが。
ポジティブに、「成果」&「実力」ととらえよう。

スコアの方は、43・46ではあったが。
ダブルパーの8が2つ。後はダボなしなので、内容的には満足。
パットも4パットが2つ、3パットが1つであったが、1パットが6つ。結構長いのも入ったし、これも軸がぶれなくなった成果だろう。・・・・

明日も月例でラウンド。今日の調子が続けば・・・・・?
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若手中心だと、雰囲気も変わって

2007-03-02 | MY FAVORITE ALBUM
JAZZ FOR A SUNDAY AFTERNOON VOL.4

第4集は、10月にまたNEW YORKのVILLAGE VANGUARDに戻ってきた。
メンバーは、御大ガレスピーをはじめとして、ベテラン勢が抜けて中堅、若手に交代している。

ベースのリチャードデイビスとドラムのエルビンジョーンズはこの時の、それぞれナンバーワンの二人。確か、ダウンビートの人気投票でも1,2を争っていたと思う。この2人のコンビといえば、思い出すのが、Impulseの「HEAVY SOUNDS」、当時のJAZZ喫茶でもよくかかっていた盤だ。この時すでにコルトレーンを離れたエルビンは、デイビスと共に演奏することも多かったのかもしれない。
独特の波を打つようなドラミング、デイビスの絡みつくようなベース、それに加えて新進気鋭のチックコリアのリズムセクションになると、雰囲気もそれまでの1~3集とはがらりと変わる。

管も、当時エルビンにグループにもいてサドメルのオーケストラにも参加していたジョーファレル、そしてトランペットのマービンスタムやトロンボーンのガーネットブラウンもサドメルの若手のメンバーだ。
彼らもオーケストラだと華麗なアンサンブルを聞かせるが、このようなセッションになると、4ビートではなく、当時の主流の先端を走るサウンドを聞かせてくれる。
サドメルのオーケストラが、ソロパートになると、俄然エネルギッシュなプレーでモダンなサウンドを聴かせていたのも、この辺りのメンバーの頑張りだったのであろう。

これを聴くと、いつの世にもその当時のサウンドを取り込んだジャムセッションがあるのが分かる。当たり前だが、人が替わるとプレーが変わる。そして、JAZZ本来の楽しさの偶発的なONLY ONEの演奏が生まれる。
このシリーズも、残念ながら4集で終わってしまった。

私が、最後にVILLAGE VANGAUARDを訪れたのは、もう5、6年前。新しいJAZZも聴かなくなっていたので、その時出演していたメンバーの名前も分からなかったが、ヴァンガードの熱っぽいJAZZの歴史と伝統はまだ息づいていた。
このシリーズも毎年引き継がれていたら、さぞかし歴史に残るような名演奏が何枚も生まれていたであろう。

13 AVENUE “B”
STELLA BY STARLIGHT

JOE FARREL (ts)
MARVIN STAMM (tp)
GARNET BROWN (tb)
CHICK COREA (p)
RICHARD DAVIS (b)
ELVIN JONES (ds)

Recorded LIVE at THE VILLAGE VANGUARD,October,1967
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BRASS ON FIRE / MANNY ALBAM

2007-03-01 | Thad Jones & Mel Lewis & VJO
JAZZ FOR A SUNDAY AFTERNOONシリーズはもう一枚あるが、その前におまけをもう一枚。
SOLID STATEレーベルのファーストアルバム(レコードNo.SS-18000)がこのアルバム。

このレーベルの創始者の一人、MANNY ALBAMのALBUM(スペルを間違いそう)だ。
アレンジャーとしての力量が試される一枚だが、通常のBIG BAND編成ではなく、タイトルどおり、サックス抜きのブラスアンサンブル。それも、サックスの代わりにフレンチホルンを4本入れて中音域を充実させたサウンドだ。これで、ブラス特有の輝かしい音色に、ホルンのまろやかな音がうまくミックスした、独特のサウンドを聞かせてくれる。
それに、ピアノを抜いて、打楽器(ボンゴ)を入れている。これが、ラテンのリズムを出すだけでなく、4ビートでも何ともいえず効果的に聞こえる。

ライナーのノーツを開くと(この頃は豪華Wジャケットが流行)、曲や演奏者の紹介ではなく、いきなりトランジスターを使った録音装置の紹介から始まる。
確かに、この録音当時(1967年頃)は、コンシューマー向けのアンプも真空管からトランジスターに変わっていった時代。レーベルの名前もSOLID STATE(フルトランジスター)なので、この最近機器を使った録音を売りにしたのが窺える。

メンバーを見ると、ドラムのメルルイスやベースのリチャードデイビスを始めてとして、ブラスセクションにも、このレーベルの代表格だった「サド・メルオーケストラ」のメンバーが多く見受けられる。

という訳で、ソロパーツは少ないが、音も、アレンジも、演奏もいうことは無い。
たまには、サックス抜きのブラスアンサンブルをたっぷり楽しむのも新鮮だ。

B面一曲目のGershuwinの名曲「ストライクアップザバンド」が、何となくこのアルバムタイトルにも相応しい演奏だ。

THAT OLD BLACK MAGIC
HAPPINESS IS A THINGS CALLEDE JOE
LULLABY OF BROADWAY
MY HEART STOOD STILL
MY OLD FLAME
ZING WENT THE STRINGS OF MY HEART
STRIKE UP THE BAND
AFTER YOU’VE GONE
CARIOCA
I GET A KICK OUT OF YOU
JADA
JUST ONE OF THOSE THINGS

Many Albam(leader.arr)
Danny Stiles(tp)
Johnny Frosk (tp)
Ernie Royal(tp)
Joe Newman(tp)
Thad Jones(tp)
Wayne Andre(tb)
Bob Brookmeyer(vtb)
Tony Studd(tb)
James Buffington(fhorn)
Earl Chapin(fhorn)
Howard Howard(fhorn)
Al Richmond(fhorn)
Barry Galbraith(g)
Richard Davis(b)
Mel Lewis(ds)
Ted Sommer(bongo)

Recorded in 1967
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