A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

誰もが知っているテレビの主題歌を・・ジャズでやると

2013-10-30 | MY FAVORITE ALBUM
巨人の星 Jazz

我々世代が子供の頃はスポーツと言えば野球。キャッチボールをやる姿は街角のどこでも見かけたし、ちょっとした空き地では草野球がおこなわれていた。人数が少なければ三角ベース、子供なりの知恵を働かせて日が暮れるまでボールと戯れていた。最近ではめったに見かけない風景だ。
自分もそのような時代を経て、高校時代は野球部で本格的にやっていたので、野球に対してはそれなりの想い入れがあった。自分でやるだけでなく、よく観戦のため球場にも通った。子供の頃は当然のように巨人ファンであったが、学生時代を経て社会人になると徹底的なアンチ巨人に。

ところが、世の中で野球に人気が無くなった頃から、自分も急激に野球への情熱が無くなってしまった。50歳近くまで着ていた会社の野球部のユニフォームを脱いだ頃かもしれない。プロ野球の選手にもチームにも・・。

今では、興味の対象外となってしまった野球であるが、今年は流石に楽天のマー君の動向は気になる。
無敗でシーズンを終え、今は日本シリーズの真最中。今日楽天が勝っても負けても明日の一戦が天下分け目の戦いになるだろう。ここまできたので、マー君に胴上げ投手になって欲しいものだ。相手の巨人は、昔は天下無敵の存在であったが、引き立て役に甘んじているのも時代の変遷か。巨人といえば、「巨人の星」星飛雄馬も忘れることができないが、マー君が星飛雄馬となるのも皮肉なものだ。

ジャズを演奏するための素材は何でもありだ。クラッシクや民族音楽とのコラボはメインストリームのジャズとはまた違ったジャンルを創り出しているが、・・・
メインストリームの演奏では素材は何でもありで、この前スクールソングを素材としたアルバムを紹介した。皆が知っている曲というと映画やテレビのテーマソングもよくジャズのアルバムで取り上げられるが、日本のテレビ主題歌となると・・・・?

そんな中で、「巨人の星」を素材としたJazzアルバムがある。タイトルもその物ずばり、「巨人の星 Jazz」

全体がモーダルな演奏だが、ギターは何となくウェス風とか、個々人の演奏は多少味付けがされているような感じだ。いずれにしてもメロディーはオリジナルの雰囲気を出している。メインテーマを吹くトランペットは、コンボでの演奏以外でもビッグバンドでは常連、最近は自己のビッグバンドでも大活躍の高瀬龍一。ここでは哀愁が籠ったプレーが何とも言えない。

ジャズの楽しみ方の幅広さを感じるアルバムだ。

1. ゆけゆけ飛雄馬(クインテットバージョン)
2. クールな恋
3. 青雲高校応援歌 「青雲健児の歌」
4. ゆけゆけ飛雄馬 (トリオバージョン)

高瀬 龍一 (tp)
音川 英二 (ts)
中野 飛音 (g,arr.)
吉田 智 (g)
新津 健一郎 (p,arr.)
武田 桂ニ (b)
岩瀬 立飛 (ds)

Produced by Hiroyuki Fukuhara
Recording Engineer : Kazuhiko Miyamoto
Recorded at Heart Beat Reccording Studio、Tokyo on October 22, 2002


巨人の星JAZZ
クリエーター情報なし
トライエム
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする