A Beautiful Friendship-Honoring Jay & Kai / Sliding Hammers
普通の人は一つの才能さえ生かしきれずに一生をおくるが、中には有り余る才能を多方面に発揮するマルチタレントもいる。しかし、それぞれプロといえる道を2つ歩むとなると、そうそう簡単ではない。一つの道も極められない凡人にとっては、2足の草鞋を履いて成功している人は羨ましい限りだ。
調布の柴崎駅前に、「さくらんぼ」というライブハウスがある。トロンボーン好きの皆さんであればご存じだとは思うが。オーナーがトロンボーンを吹いていたということもあり、トロンボーンのセッションが多い。自分は堀恵ニさんのサックスアンサンブルを聴きに行くことが多いのだが。
10月9日は、カールフォンタナの命日。ということもあり、この日はカールフォンタナに捧げた4トロンボーンのライブがあった。主催はカールフォンタナを研究している西島泰助さん。ゲストはアレン・ハーマン。ニューオリンズ出身でディキシーもやり、クリントン元大統領とも共演したこともある凄腕。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/9f/c19d9f3c35e370d53d553b0344c49495.png)
今日主賓はカールフォンタナとのアルバムも作っている隠れた名手。
一方の本職は医学用のバッテリー(ペースメーカー)の開発では世界的に有名な物理学者とか?詳しい所は知らないが、良く学会の仕事で来日して、夜はプレーもしているそうだ。
それに加えて、今回は紅二点、上杉優と駒野逸美が参加。上杉さんは先日、宮嶋みぎわのオーケストラでも大活躍していた。駒野さんもしばらくあごの調子が悪くプレーを休んでいたが元気に復帰。トロンボーンのカルテットは最近多いが、その中でも今回は珍しい組み合わせで、果たしてどんな演奏になるか楽しみであった。
一昨年のライブ
演奏は2人の長老に2人の孫娘といった雰囲気で和気藹々としたアットホーム雰囲気で大満足。もちろん演奏はホットであったが。トロンボーンは人の声に近い音域のせいか、アンサンブルは他の楽器と較べて聴いていて心地よい。
最後はゲストも加わって、大ジャムセッションで盛り上がって終わった。どこまでも広がる友達の輪といった感じで、次回のセッションが楽しみだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/6b/75eb64fd187dd672e452e573c681ab43.jpg)
今回参加した上杉&駒野のコンビは2人での活動もやっているようだが、残念ながらまだ
そのプレーは聴いたことが無い。最近女性の管楽器のプレーヤー増えているがこれも喜ばしいことだ。こうしたベテランの大先輩との共演は2人にとっては、きっと明日への礎になっているだろう。
トロンボーン2人でコンビ組んだグループといえば,昔はJ&Kと相場が決まっていた。最近は女性の管楽器プレーヤーも多いが女性コンビのグループもぼちぼち見受ける。
トロンボーンコンビの大先輩と云えば、やはりスウェーデンのSliding Hammersの2人。金髪の美女のコンビだけでも興味が湧くが、その演奏は見かけと異なりホットなプレーで、歌も実に上手い。上杉さんも今回歌を披露していたが、和製”Sliding Hammers”に育っていってもらいたいものだ。
という訳で、Sliding Hammerのアルバムを一枚。
彼女達の3作目。前作と較べるとオリジナルの曲も増え、独自路線を打ち出してきているが、彼女達の良さはコンベンショナルなものに軸足を置いていること。
プレーは相変わらず男勝りのハードなプレー。
女性でありながら男勝りの演奏、天は二物を与えだした。これからはいよいよ女性の時代かもしれない。
1, Falcon 3:56
2. Penthouse 4:27
3. High Altitude Delivery 4:16
4. The Good Life 5:32
5. When Lights Are Low 5:14
6. The Hammer Theme 4:33
7. Winter 3:11
8. Being Alive 4:50
9. My Wedding Shoes 4:50
10. You'd Be So Nice to Come Home 4:54
11. All These Days 5:10
12. A Beautiful Friendship 6:30
Karin Hammar (tb.vol)
Mimmi Petterson Hammer (tb,vol)
Mathias Aigotsson (p)
Martin Sjostedt (b)
Ronnie Gardiner (ds)
Produced By Ingmar Matsgard
Engioneer : Goran Stegborn
Recorded at SAMI Studios, March 10 &12、2006
普通の人は一つの才能さえ生かしきれずに一生をおくるが、中には有り余る才能を多方面に発揮するマルチタレントもいる。しかし、それぞれプロといえる道を2つ歩むとなると、そうそう簡単ではない。一つの道も極められない凡人にとっては、2足の草鞋を履いて成功している人は羨ましい限りだ。
調布の柴崎駅前に、「さくらんぼ」というライブハウスがある。トロンボーン好きの皆さんであればご存じだとは思うが。オーナーがトロンボーンを吹いていたということもあり、トロンボーンのセッションが多い。自分は堀恵ニさんのサックスアンサンブルを聴きに行くことが多いのだが。
10月9日は、カールフォンタナの命日。ということもあり、この日はカールフォンタナに捧げた4トロンボーンのライブがあった。主催はカールフォンタナを研究している西島泰助さん。ゲストはアレン・ハーマン。ニューオリンズ出身でディキシーもやり、クリントン元大統領とも共演したこともある凄腕。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/9f/c19d9f3c35e370d53d553b0344c49495.png)
今日主賓はカールフォンタナとのアルバムも作っている隠れた名手。
一方の本職は医学用のバッテリー(ペースメーカー)の開発では世界的に有名な物理学者とか?詳しい所は知らないが、良く学会の仕事で来日して、夜はプレーもしているそうだ。
それに加えて、今回は紅二点、上杉優と駒野逸美が参加。上杉さんは先日、宮嶋みぎわのオーケストラでも大活躍していた。駒野さんもしばらくあごの調子が悪くプレーを休んでいたが元気に復帰。トロンボーンのカルテットは最近多いが、その中でも今回は珍しい組み合わせで、果たしてどんな演奏になるか楽しみであった。
一昨年のライブ
演奏は2人の長老に2人の孫娘といった雰囲気で和気藹々としたアットホーム雰囲気で大満足。もちろん演奏はホットであったが。トロンボーンは人の声に近い音域のせいか、アンサンブルは他の楽器と較べて聴いていて心地よい。
最後はゲストも加わって、大ジャムセッションで盛り上がって終わった。どこまでも広がる友達の輪といった感じで、次回のセッションが楽しみだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/6b/75eb64fd187dd672e452e573c681ab43.jpg)
今回参加した上杉&駒野のコンビは2人での活動もやっているようだが、残念ながらまだ
そのプレーは聴いたことが無い。最近女性の管楽器のプレーヤー増えているがこれも喜ばしいことだ。こうしたベテランの大先輩との共演は2人にとっては、きっと明日への礎になっているだろう。
トロンボーン2人でコンビ組んだグループといえば,昔はJ&Kと相場が決まっていた。最近は女性の管楽器プレーヤーも多いが女性コンビのグループもぼちぼち見受ける。
トロンボーンコンビの大先輩と云えば、やはりスウェーデンのSliding Hammersの2人。金髪の美女のコンビだけでも興味が湧くが、その演奏は見かけと異なりホットなプレーで、歌も実に上手い。上杉さんも今回歌を披露していたが、和製”Sliding Hammers”に育っていってもらいたいものだ。
という訳で、Sliding Hammerのアルバムを一枚。
彼女達の3作目。前作と較べるとオリジナルの曲も増え、独自路線を打ち出してきているが、彼女達の良さはコンベンショナルなものに軸足を置いていること。
プレーは相変わらず男勝りのハードなプレー。
女性でありながら男勝りの演奏、天は二物を与えだした。これからはいよいよ女性の時代かもしれない。
1, Falcon 3:56
2. Penthouse 4:27
3. High Altitude Delivery 4:16
4. The Good Life 5:32
5. When Lights Are Low 5:14
6. The Hammer Theme 4:33
7. Winter 3:11
8. Being Alive 4:50
9. My Wedding Shoes 4:50
10. You'd Be So Nice to Come Home 4:54
11. All These Days 5:10
12. A Beautiful Friendship 6:30
Karin Hammar (tb.vol)
Mimmi Petterson Hammer (tb,vol)
Mathias Aigotsson (p)
Martin Sjostedt (b)
Ronnie Gardiner (ds)
Produced By Ingmar Matsgard
Engioneer : Goran Stegborn
Recorded at SAMI Studios, March 10 &12、2006
![]() | ア・ビューティフル・フレンドシップ~ジェイ&カイに敬愛をこめて~ |
クリエーター情報なし | |
スパイス・オブ・ライフ |