Boppin' at the Blue Note / Jon Hendricks and The All-stars
ニューヨークのブルーノートにはベテランのミュージシャンが出ることが多かった。ライオネルハンプトンのオールスターズが出演したのは91年であったが、ここにヘンドリックスが家族を伴って出演した。1993年のクリスマスの時だった。
ランバードヘンドリック&ロスのメンバーの一人だったジョンヘンドリックスは、グループの解散後ヨーロッパに渡って活動をしていたが73年にはまたアメリカに戻る。教鞭をとるかたわら、作詞や演奏活動も続けていた。色々なミュージシャンのセッションに顔を出してはいたが、ヘンドリックスが加わると実に雰囲気が和むから不思議だ。
ところが、自分のアルバムとなるとそれ程多く制作していた訳ではなかった。
今回のセッションはちょうどクリスマスを挟んで。街全体が浮き浮きした気分になっている時期。その雰囲気をそのまま会場に持ち込んだリラックスしたライブは内輪のパーティーのような盛り上がりを見せる。
“Get Me to the Church on Time”で軽いノリでスタートすると、”Do You Call That a Buddy?”ではスローなブルースを。まずはJonが露払いし、バックも軽くウォーミングアップ。
“Good Ol' Lady”では得意のスキャットが加わる、バックのメンバーも一通りソロを披露して準備万端。
スローなブルース“Contemporary Blues”では、マルサリスのトランペットとの掛け合いで始まりホロウェイのアルトが熱っぽいプレーを。
“Everybody's Boppin'”ではいよいよ得意のヴォーカリーズによるスキャットの大競演。ウィントンマルサリスも加わって入れ替わり立ち代りスキャットの掛け合いで大ブロー。
“Almost Like Being in Love”では、愛娘のMicheleをフィーチャー。
・・・とステージはどんどん盛り上がっていく。
そして最後は、LHRでも有名なベイシーの十八番の、”Shiny Stockings”, ”One O'Clock Jump”で締めくくる。
普通のヴォーカルと違って、ヘンドリックスが加わるとどうしてこんなに盛り上がるのだろう。まさに、プレーヤーだけでなく聴衆も加わって、皆が揃って”Boppin’”を楽しんでいるステージがそのまま収められている。
最初から最後まで通して聴いてみたくなるのはこのようなアルバムだ。
TELARCのアルバムには、ベテラン達のこのようなアルバムが多い。
1. Get Me to the Church on Time Lerner, Loewe 4:16
2. Do You Call That a Buddy? Raye 4:35
3. Good Ol' Lady Hendricks 4:00
4. Contemporary Blues Hendricks 6:55
5. Everybody's Boppin' Hendricks 8:00
6. Almost Like Being in Love Lerner, Loewe 3:59
7. Roll 'Em Pete Johnson, Turner 8:52
8. It's Sand, Man! Hendricks 2:33
9. Since I Fell for You Johnson 4:52
10. Shiny Stockings Foster 5:00
11. One O'Clock Jump Basie, Durham 6:48
Jon Hendricks Vocals, Producer
Judith Hendricks Vocals
Michele Hendricks Vocals
Kevin Burke Vocals
Wynton Marsalis (tp,vol)
Benny Golson (ts)
Al Grey (tb)
Red Holloway (as)
Renato Chico (p)
Mark Elf (g)
Ugonna Okegwo (b)
Andy Watson (ds)
Jack Renner Engineer
Recorded at The Blue Note, New York City, December 23-26,1993
ニューヨークのブルーノートにはベテランのミュージシャンが出ることが多かった。ライオネルハンプトンのオールスターズが出演したのは91年であったが、ここにヘンドリックスが家族を伴って出演した。1993年のクリスマスの時だった。
ランバードヘンドリック&ロスのメンバーの一人だったジョンヘンドリックスは、グループの解散後ヨーロッパに渡って活動をしていたが73年にはまたアメリカに戻る。教鞭をとるかたわら、作詞や演奏活動も続けていた。色々なミュージシャンのセッションに顔を出してはいたが、ヘンドリックスが加わると実に雰囲気が和むから不思議だ。
ところが、自分のアルバムとなるとそれ程多く制作していた訳ではなかった。
今回のセッションはちょうどクリスマスを挟んで。街全体が浮き浮きした気分になっている時期。その雰囲気をそのまま会場に持ち込んだリラックスしたライブは内輪のパーティーのような盛り上がりを見せる。
“Get Me to the Church on Time”で軽いノリでスタートすると、”Do You Call That a Buddy?”ではスローなブルースを。まずはJonが露払いし、バックも軽くウォーミングアップ。
“Good Ol' Lady”では得意のスキャットが加わる、バックのメンバーも一通りソロを披露して準備万端。
スローなブルース“Contemporary Blues”では、マルサリスのトランペットとの掛け合いで始まりホロウェイのアルトが熱っぽいプレーを。
“Everybody's Boppin'”ではいよいよ得意のヴォーカリーズによるスキャットの大競演。ウィントンマルサリスも加わって入れ替わり立ち代りスキャットの掛け合いで大ブロー。
“Almost Like Being in Love”では、愛娘のMicheleをフィーチャー。
・・・とステージはどんどん盛り上がっていく。
そして最後は、LHRでも有名なベイシーの十八番の、”Shiny Stockings”, ”One O'Clock Jump”で締めくくる。
普通のヴォーカルと違って、ヘンドリックスが加わるとどうしてこんなに盛り上がるのだろう。まさに、プレーヤーだけでなく聴衆も加わって、皆が揃って”Boppin’”を楽しんでいるステージがそのまま収められている。
最初から最後まで通して聴いてみたくなるのはこのようなアルバムだ。
TELARCのアルバムには、ベテラン達のこのようなアルバムが多い。
1. Get Me to the Church on Time Lerner, Loewe 4:16
2. Do You Call That a Buddy? Raye 4:35
3. Good Ol' Lady Hendricks 4:00
4. Contemporary Blues Hendricks 6:55
5. Everybody's Boppin' Hendricks 8:00
6. Almost Like Being in Love Lerner, Loewe 3:59
7. Roll 'Em Pete Johnson, Turner 8:52
8. It's Sand, Man! Hendricks 2:33
9. Since I Fell for You Johnson 4:52
10. Shiny Stockings Foster 5:00
11. One O'Clock Jump Basie, Durham 6:48
Jon Hendricks Vocals, Producer
Judith Hendricks Vocals
Michele Hendricks Vocals
Kevin Burke Vocals
Wynton Marsalis (tp,vol)
Benny Golson (ts)
Al Grey (tb)
Red Holloway (as)
Renato Chico (p)
Mark Elf (g)
Ugonna Okegwo (b)
Andy Watson (ds)
Jack Renner Engineer
Recorded at The Blue Note, New York City, December 23-26,1993
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