【議会報告】 朝食の欠食増が心配
朝食を食べない(あるいは食べられない)中学生が増加傾向にあります。「いつも朝食を食べている」と答えた江南市内の中学生が減少傾向にあります。
朝食の摂取は、健康保持や学力向上につながるとされています。朝食をきちんと食べる子どもは、相対的に学力テストの結果も良くなっています。
最近、福岡市内のある公立中学校がフードバンクと連携して、希望する生徒に週2回、バナナや牛乳を提供しています。
学校で朝食を提供する試みには賛否両論あるでしょうが、子どもの「食」を公的責任で保障することを真剣に検討すべきです。特に、学校給食は全ての学校に通う子どもが食べることから、貧困層に不足しがちな栄養素を取り入れたメニューを考えることも必要です。
☆ 江南市内の中学生で「いつも朝食を食べている」と答えた割合
2013年度 |
86.4% |
2014年度 |
83.5% |
2015年度 |
82.8% |
(出典:学校生活アンケート)