昨日、長野県上田市の市議会議員選挙(定数30)の投開票が行われました。社民党は25歳の石合ゆうたさんを公認候補として擁立しましたが、議席を獲得することはできませんでした。立候補者37人中34位で1,073票と、最下位当選者に400票も足りませんでした。
まず、石合さんを支援してくださった上田市の支援者のみなさん、社民党関係者のみなさんに心より感謝申し上げます。
自治体選挙は地域の政治風土や日頃のお付き合い、支持団体との関係など、いろんな要素が絡み合うものです。とはいえ、社民党の議席がゼロになってしまった事態を深刻に受け止めなければなりません。
数年前までは、「社民党の党勢が衰退していても、1議席はなんとかなる」「旧社会党のOBが集まれば、一通りの選挙運動ができる」と社民党関係者は口をそろえて言っていました。ところが、今回の結果から明らかなように、従来型の選挙運動は通用せず、社民党の存在そのものが問われています。また、若さをアピールしても、それだけでは有権者の評価にはつながりませんでした。
石合さんは大学時代を東京で過ごしましたが、地元生まれ・地元育ちです。告示前も、候補予定者としてきちんと活動していたとうかがっています。候補者の資質うんぬんではなく、社民党としての責任をきちんと総括していくべきです。さしあたり、明後日、社民党本部で全国の青年代表者を集めた会合を開催します。忌憚のない話し合いをしたいものです。
石合さん、お疲れ様でした。これからの石合さんの活動に注目しています。