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2月10日

2019-02-16 11:41:13 | 日記
次女と孫娘一家が遊びに来た。当然にボンちゃんが中心になる。ボンちゃんは生まれて120日ほどで、体重6キロ、身長は60センチあるそうだ。よく泣く。全力で泣く。ボンちゃんにとっては祖母にあたる次女が一生懸命にあやしながら抱き揺らすが、泣き続ける。5分か10分か、仕方なく孫娘に渡すと、ピタリと泣き止む。1秒で泣き止む。

ボンちゃんは私の曾孫に当たる。3親等の間柄になる。このヒマゴというのがピンと来ない。新しく小さい孫が出来た感じだ。反対を考えてみると、私は曽祖父母の顔を知らないし、写真も残っていない。わずかに、祖父から、「村の寺で働いて、そこで文字を習い、後には寺子屋を開いた」と聞いた程度だ。

長女がボンちゃんに大型の玩具と数冊の絵本を用意していた。その本を孫娘が読み聞かせる(といっても、トントントン、ポンポンポンと音を口にするだけだが)喜んだような表情になる。私はふと、リレーという言葉を想った。長女も幼い頃に叔母(家人の妹)に可愛がられた。いろいろな玩具や人形をもらっていた。家系には親以外の人たちの可愛がりリレーがある気がしている。私も子供の頃にそういう育てられ方をしていた。

昨夜は夕食前に貧血状態になった。眩暈がした。酒も呑まずにベッドに入った。睡眠薬をもらったが眠れない。1時間ほど経って少し落ち着いたので、食堂へ行って、いつよもより濃い水割りを1杯呑んだ。やはり、ウィスキーの(ストレートに近くなった)味は美味だ。貧血の因は肉食不足であるらしい。しかし、もう10年以上前から100グラムの肉は重たくなっている。毎日少しずつでも食べるようにと長女から言われているが、簡単ではない。肉嫌いではない。胃袋が小さいのだ。柿ピーと冷奴とカボチャサラダだけでもすぐに満腹に近くなる。酒のスタートのつまみだけでも満腹に近くなってしまう。今朝の血圧は129-73。

2月10日

2019-02-16 11:41:13 | 日記
次女と孫娘一家が遊びに来た。当然にボンちゃんが中心になる。ボンちゃんは生まれて120日ほどで、体重6キロ、身長は60センチあるそうだ。よく泣く。全力で泣く。ボンちゃんにとっては祖母にあたる次女が一生懸命にあやしながら抱き揺らすが、泣き続ける。5分か10分か、仕方なく孫娘に渡すと、ピタリと泣き止む。1秒で泣き止む。

ボンちゃんは私の曾孫に当たる。3親等の間柄になる。このヒマゴというのがピンと来ない。新しく小さい孫が出来た感じだ。反対を考えてみると、私は曽祖父母の顔を知らないし、写真も残っていない。わずかに、祖父から、「村の寺で働いて、そこで文字を習い、後には寺子屋を開いた」と聞いた程度だ。

長女がボンちゃんに大型の玩具と数冊の絵本を用意していた。その本を孫娘が読み聞かせる(といっても、トントントン、ポンポンポンと音を口にするだけだが)喜んだような表情になる。私はふと、リレーという言葉を想った。長女も幼い頃に叔母(家人の妹)に可愛がられた。いろいろな玩具や人形をもらっていた。家系には親以外の人たちの可愛がりリレーがある気がしている。私も子供の頃にそういう育てられ方をしていた。

昨夜は夕食前に貧血状態になった。眩暈がした。酒も呑まずにベッドに入った。睡眠薬をもらったが眠れない。1時間ほど経って少し落ち着いたので、食堂へ行って、いつよもより濃い水割りを1杯呑んだ。やはり、ウィスキーの(ストレートに近くなった)味は美味だ。貧血の因は肉食不足であるらしい。しかし、もう10年以上前から100グラムの肉は重たくなっている。毎日少しずつでも食べるようにと長女から言われているが、簡単ではない。肉嫌いではない。胃袋が小さいのだ。柿ピーと冷奴とカボチャサラダだけでもすぐに満腹に近くなる。酒のスタートのつまみだけでも満腹に近くなってしまう。今朝の血圧は129-73。

デイケアサロンで

2019-02-16 11:32:45 | 日記
昨日デイケアサロンへ行った。入口で靴をスリッパに替える。歩行器のままではできないから、椅子に腰かける。部屋の中からおばあちゃんが一人踊りながらというか、フラフラと急ぎ足で出て来た。「踊り踊るなら さぁ東京音頭」と唄いながら、私の方へ寄って来る。倒れ込まれたら困るなぁと思っていたら、後ろでスタッフがおばあちゃんのズボンのベルト辺りを支えていた。スタッフのお姉さんも一緒に唄う。「花の都の 花の都のまんなかで」と合わせる。おばあちゃんは、スリッパを脱いでいる。足先がいかにも寒そうだ。目が活きていない。うつろな感じだ。言い方は悪いが、これがホンマモノの認知症なのだとわかった。サロンは託老所である。午後の4時間、おばあちゃんの家族はおばあちゃんを託老所に預かってもらうことで、おおいに助かっているはずだ。「やぁっとなぁそれヨイヨイヨイ」、おばあちゃんとスタッフのデュエットをききながら、そんなことを考えた。

「バンダの桜か襟の色 花は吉野に嵐吹く・・・」、麻雀が終わってティータイムになって、92老と私が軍歌の話をした。92老が唄い出した。私も唱和する。3章まで唄い終わって、スタッフの50女性が「バンダってどこですか?」と訊く。92老は聞こえないのかどうか知らぬ顔である。50スタッフの視線が私に向く。「この、耳たぶのことを耳朶って言うでしょう」、そこから説明する。「バンダは地名ではなく、万朶であり、ミミタブですか、花片のことです。万が付くから、満開です」と言うと、半分以上はわかってくれたような顔になる。

私は他のメンバーよりは短く2時間だけサロンで麻雀を打つ。その間、家人は家で猫と2人になる。その120分はやはり少しはラクになるのだろうか。ヴィヴィに向かって『世界でひとつだけの花』を唄ったりするのだろうか。この歌がいま、コーラスグループで練習であるそうだ。

百円

2019-02-16 11:22:28 | 日記
小学校5,6年生頃のお年玉は百円が相場だった。税務署勤務の叔父のところへ酔客が来る。スルメをつまみに冷酒を2人で呑む。「そうだ、坊や、お年玉」と客が百円札を1枚くれた。今年は何人の客が来るかというのが、正月の楽しみだった。野球の軟式ボールが1個百円だった。正月には必ずニューボールを買った。新しい球は子供の力でも強く投げるとシュッという音がした。それが快感だった。

高校1年のときは隣家の中3の娘とよく映画に行った。娘の父親は近在の村の小学校の校長だったが、「ヤボと一緒ならいかっぺ(いいだろう)」と言ってくれていた。16歳の私は信用のある少年だった。映画は割引券があって、1人40円だったから百円札1枚でおつりが来た。釣り銭で売店のピーナッツを買った。それが私の初デートと言えなくもない。百円の工面は(前にも書いたが)祖母の遺品である銀のスプーンを売ることが多かった。

「僕は60年前から競馬をやっているけれど、馬券はその頃から1枚百円だった」、指圧治療を受けながら重田名人に言う。「60年前と値段が同じものなんて他にあるかなあ」あるかなあと続けると、名人が「宝くじは?」と訊く。そうだ、宝くじもあの頃から百円だった。名人は競馬もやるし、宝くじも買っているようだ。私が、「宝くじの税金は50パーセントで、競馬の25パーセントの倍も高い」と言ったとき、名人は「だも、買わなけりゃ当たらない」と教えてくれた。以後、私は、買っても当たらないが買わなければ当たらないクジを、ジャンボに限って買い続けている。

いま、百円玉1個で買えるもので、すぐに思いつくものは何だろうか。小学校1年生のボクちゃんなら何を思い浮かべるだろうか。今度遊びに来たら訊いてみよう。

チョコレート

2019-02-07 00:16:46 | 日記
「5,6百円のチョコレートの袋はないか?バレンタイン用に売っていないか?」と娘に訊いてみた。娘は百貨店勤務である。「ないわね」の答えがあって、そばにいた家人も「デパートには、そんなに安いものはないわよ」ものはないわよと付け加えた。そこには、スーパーとは違うという意味が含まれていた。

私はバレンタインのチョコを指圧の重田名人に贈ろうと考えていた。それには、5,6百円のものがよいと思った。ケチっているのではなく、いわば私の感覚である。名人と我が家の関係から考えても、小さな袋が格好だと思った。名人は全盲である。彼の眼になっているのは姪ッ子である。そのことは、治療中の雑談で聞いて知っている。名人は酒呑みであるからチョコレートは食べないだろうから、袋は姪っ子に渡るだろう。「これ、83歳の競馬好きのお爺ちゃん家の奥さんにもらったんだ」「ふぅん。ありがとう」となる。それでいい。

私は小林一三さんを思い出した。小林さんは阪急デパートの社長であり、宝塚歌劇団を育てた大経営者である。まだほかのデパートでは下りのエスカレーターが無かった頃、真っ先に自店に取り入れた人物である。或る時、小林さんは食堂で両親と2人の子供がカレーライスを食べているのを見た。4人前のカレーを注文する金はないから、4皿のライスと2皿のカレーをとって分けながら食べていた。小林さんはすぐに食堂長の所へ行って、「付け合わせの福神漬を倍にしろ」と命じた。

小林さんが最近のバレンタインデーの様子を見たら、5,6百円の、子供でも買えるパックを用意するようにと命じるのではないだろうか。小学校5,6年生の女の子がいる。2月の中旬だから、まだお年玉が5千円ほど残っている。女の子がデパートへ行く。明日はバレンタインデーである。チョコレートを買おう。他にゲームを買う予定があるから、使えるお金は限られている。女の子が5百円の袋をみつける。これなら買える。明日、パパにプレゼントしよう。小林さんなら、そういう絵を思い浮かべるのではないか。ふと、そんな想像をした。