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親孝行

2013-07-27 20:36:42 | 日記
中国では、俗に親孝行法と呼ばれる法律があり、たとえば、親から離れた土地で働いている子供に、「1年に一度は必ず親元に帰ること」などを定めているそうだが、こういうことって、法律で決めるというのはどうだろうかと思ってしまう。親子関係といっても、必ずしもすべてが良好というわけではないし。   「孝行は いつでもできる 長寿国」というのは、20年ほど前に私が作った川柳で、むろん「孝行のしたいときには親はなし」の名句を裏返しただけのものだが、選者が同感してくれたのか、新聞に載った。 そして、自分が生き過ぎの年齢になって、そのことを実感している。 私は現在でも、家人もやがては娘達の力を借りなければ生きることはできない。 それに反して私は親孝行をしてこなかった。父は早死にしたが、母は長寿だった。母の老後は妹が看た。 孝行のひとつに、立派な人間になることがあるかと思うが、私は立派どころか、誰の役にも立たぬままに旅立ちの時を待っている。  家人の名は孝子であって、たとえば旅行案内のペーパーがほしくて電話して、そのとき自分の名を、「親孝行の孝です」と説明すると、旅行会社から「高子様」と書かれた封書が届く。私が、「どこかに大屋高校という学校があるのではないか」と言い、笑い話になるが、これでわかるのが、親孝行という3文字語はすでに死語になっているということだ。

紙幣

2013-07-27 20:29:38 | 日記
5千円札の肖像は樋口一葉である。肖像は写真などをもとに人の手で描かれるそうだ。一葉の生涯はわずか20数年だったようだが、紙幣に印された画は40歳ほどに見えるし、彼女が病身であったためか、札全体に明るい印象が無い。紙幣に描かれる人物は誰がどのように選ぶのかは知らぬが、たぶん、歴史上に名のある~というのが基本になっている気がする。ならば、人気者を選ぶ方法もあるのではないか。織田信長札、坂本龍馬札なんていうのは好まれるだろうし、もっと言えば、美空ひばり札だって悪くない。 2千円札が発行されたのは西暦2000年記念だから、今から13年前になるかと思うが、そのとき娘に新札を1枚もらって、そのまま使わずに現在も財布の中に入っている。別に珍品として値上がりすることもないし、ただ使わずにいただけのことだ。 これは勝手な想像だが、国庫のどこかに、刷りたてのままんべむっている2千円札が山のようにあるのではないか。2千円札の図柄は流通紙幣の中では抜群に美しい。しかし、なぜか人気がない。 いま私の財布の中にある数枚の千円札は、家人にサマージャンボ宝くじを買って来てもらったときの釣り銭だ。つまり、その札は誰かが宝くじ売場に支払ったものだろうし、その誰かはスーパーで買い物をしたときの釣り銭を使ったのかもしれない。と考えると、お金というものは、人の手から人の手へ、ある場所からある場所へと実に複雑でかつ長い旅をしていることになり、もしお金にココロがあったら、さぞ面白い経験をしているのだろうなぁと思う。

宝くじ

2013-07-23 21:04:49 | 日記
宝くじを買うのは圧倒的に女性の方が多いと思っていた。男性は「ほとんど当たる望みはないのだから、その金で(宝くじよりは的中率が高い)馬券を買う方がマシ」と考えるのではないかと思っていたからで、現に私も、馬券は毎週約1万円購入するが、宝くじはジャンボだけである。しかし、最近、友人達と話していて、オッチャン爺ちゃんも(ロトなんとかなども含めて)かなり買っているようだとわかってきた。宝くじはテレビコマーシャルも巧いから、それにのったのかもしれぬが、なんとなくほほえましい気もする。 宝くじの高額当選者が、銀行に確認に来るのは、夫婦ではなく母と娘であることが多いという話を聞いたことがあって、そうだろうなぁと頷いた。「パパが知ったら、無駄遣いしそうだから」と母と娘で相談する姿が目に浮かぶし、その選択は、たいていの場合正しいのではないか。我が家だって、私が還暦以前に、そういう大当たりがあれば、家人と娘は密約チームを組んだであろう。   前記のように、私はジャンボをいつも3,000円だけ買う。すべてのものには相場というものがあるが、宝くじのそれは、千円札3枚が適当だ。 宝くじには、1つの得な性格があって、それは、ハズレても悔しくないということである。 テラ銭は競馬が25%であるのに対し、50%と高く、つまりはフトい商売である。 宝くじは競馬と同じく、ハズレた人の金銭を分け合う賭けなのに、競馬のように白眼視されることはない。とにかく、宝くじというのは、うまくできている。

賭け

2013-07-22 22:23:01 | 日記
賭けは悪だと決めつけている人間は少なくない。少し前のことになるが、幼子を車の中に置いたままパチンコに夢中になり、結果として子供が死亡するという事件があって、そのとき、テレビで、コメンテーターの1人が「ギャンブルは人を狂わせる」と言ったのを憶えている。この理論は「保護者の責任放棄の因は、パチンコにある」とするものであって、銀行に強盗が入るのは、「そこに(人を狂わせる)金があるからだ」と言うのに似て、本末転倒だろう。 私が子供達に教えたのは、トランプ、かるた、花札、麻雀といった、勝ち負けを競うものであり、賭けと言い換えてもいい。必ずしも賭け金云々でないとしても、賞金のようなものでも、その方が覚えが早いのは確かであり、実際に、2人の子供は、高校時代に百人一首大会で優勝している。  紳士淑女の国と言われる英国には、ブックメーカーと呼ばれる賭け屋が存在し、まもなく生まれるウィリアム王子の第一子の性別が賭けの対象になっていて、つい先日、夫人がうっかり「娘(ドーターのドか?)」と言いかけて話題になっている。 賭けを好むか嫌うか、溺れるか、健全娯楽で留めるかは、すべて個人の体質(性格)であるのは言うまでもない。 また、人生は賭けではないが、ある場面では二者択一、三者択一のギャンブルになることがある。 私がわからないのは、とにかく、賭けを悪だとする聖人君子的な人達の頭の中だ。そういう人達は、たとえば学校選びのとき、配偶者選びのときなどに、全く賭けはなかったのだろうか。

7月21日

2013-07-22 22:16:45 | 日記
参院選の投票日。株式市場は、ねじれ解消を期待して、先週の前半は上げていたが、金曜日はいささか奇妙な下げになった。マスコミは自公勝利でねじれはなくなるとの予想が多いが、すべては明朝、目が覚めてからだ。   昨日、東京の叔母が、我が家の近くの介護付き老人ホームに移って来た。2時間余りのタクシーでの移動で、付き添った家人は膝が痛むそうだし、5日間泊まり込みで転居を仕切った長女の疲労も濃い。当然のことだが、老人の世話は大変だ。  昨夜は(30分ほどだけど)久々にプロ野球(オールスター)を観た。選手の顔も名前もほとんどわからないが、今売り出し中の大谷翔平君の好男子ぶりが印象に残った。  午後から次女が家人の顔を見に来た。この2人が揃うとファッションの話になることが多い。次女がしきりにセンスのことを口にするが、その通りであって、ファッション感覚の有無・優劣は、金に換算すると、大きなものだと思う。 今宵は、いつものチーズクラッカーに加えてポッキーを酒のツマミにしている。 これ、チョコバーであって、昔はウィスキー用に酒場によく置いてあった。昔と書いたがまさにそうであって、バーのカウンターでスコッチを傾けるということから遠ざかって20以上が経つ。昨日は、脳梗塞でダウンしてから、ちょうど19年目の記念日だった。  さぁ、まもなく甲子園の高校野球。桐光学園の松井投手は神奈川大会を勝ち抜けるか。