gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

ご想像にお任せ~

2013-07-02 20:40:18 | 日記
作家(ジョセフ・コットン)が墓地の路上にジープを停め、立ったままで佇んでいる。遠方から、美女(アリダ・ヴァリ)が早足で歩いて来て、そのまま作家の方には目もくれずに去って行く。 ご存じ、名画『第三の男』のラストシーンだ。その後、2人はどうなるのか。生涯、再会はないのか。 ここで便利な言葉が登場する。「あとはご想像にお任せします」がそれである。  老後の愉しみの1つは、自分と結婚しなかった相手のことを考える時間を持つこと~とは、たしかフランスの言い伝えではなかったか。A男はP子と結婚したが、それ以前はQ子やR子とも付き合っていたし、もちろんP子もB男、C男と交際があったというのが、ごく普通の男女の図であろうと思うが、フランスに倣って、A男がQ子、R子のことを、P子がB男、C男のことを老後に考え(想像し)てみるといったことが、愉しいだろうか。もし、それが40歳代ぐらいであれば面白いかもしれぬが、還暦を過ぎれば、そんなことはどうでもいいのではないだろうか。つまりは、これ、あの人は今~と、あの人と結婚していたら~を1つの鍋で炊き合わせる形になると思うが、面倒くさい話だ。 人生いろいろ、若き日もいろいろ。老後もいろいろ。想像もいろいろではあるが、私がそれを面倒だと感じるのは、女性にモテた経験がほとんどないからなのか。

くじ運

2013-07-02 20:34:08 | 日記
くじ運という言葉で真っ先に思い浮かぶのが、プロ野球のドラフト会議だ。 有力な新人をとりたい球団が2ツ以上になると抽選が行われるわけだが、球団は当然のこと、また志望のチームを胸中でランクづけしているであろう選手達も、真剣というかハラハラドキドキの瞬間だ。 そのことで誰もの記憶に残るのが、江川卓さんの一件だろうし、桑田真澄さん、清原和博さんの話も語り継がれている。 しかし、一方で、イチローさんのように無抽選で入団し、大スターにのぼりつめた例もある。くじ運とは何か? その運に強い人・弱い人が本当にいるのだろうか。 我が家のあるマンションは64世帯で、住人の中から、年に8人(つまり8年に一度はすべての世帯にまわてくる)の理事が選ばれる仕組みだが、今年がその1年目。ウチの娘(もちろん世帯主)が選ばれた。これはたぶん、管理会社が、年齢・仕事・性別の他に(種々の説明などで応対したときの)人柄の印象などで決めたようだ(娘は、会社の広報部にいるので、善かれ悪しかれ、喋りには元気がある)。 そして、先週の土曜日に初の理事会があって、なんと娘は「理事長ポスト」をアミダくじで引き当てて来た。さほど面倒な仕事ではないようだが、何はともあれ、初代理事長であり、そのポストをくじで当てるのは、64分の1だから、競馬なら単勝で50倍はつく。 次にジャンボ宝くじの発売があるが、娘のその指に引かせようと待っている。