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セリフ

2013-07-04 08:58:09 | 日記
「財布に現金が残っていますし、カードもありますから、これはモノ盗りの犯行ではないですね」と若い刑事が言い、ベテランが「モノ盗りじゃないとすると怨恨のセンか。厄介だな」と応じ、「死因は?」と付け加える。 これに別の刑事が「鑑識や解剖の結果を待たないと詳しいことはわかりませんが、後頭部を鈍器のようなもので殴られており~」の説明をする。テレビドラマのサスペンスもので、毎度毎度目にし、耳にする場面であるが、私がちょっと気になるのが、このようなアタリマエの言葉が現場の警察官の間に本当に交わされるのだろうかということだ。むろん、当然の言葉こそが基本であって、捜査はそこから始まるのだろうという考え方もできるが。  刑事ドラマに限らず、いろいろな社会の第一線で働いている方々は、テレビを観ながら「なんだよ、これ。こんな言葉を使うわけないじゃないか!」と、自分の仕事場と照らし合わせて笑ったり怒ったりすることが少なくないのではないかと想像している。 『テレビドラマ(映画なども同じ)、のセリフのココが違う!』という本を書いたら売れるのではないかと、ふと思ったりするが、どうだろう? 各業界から取材するだけでも楽しい仕事に思えるが。