gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

賭け

2013-07-22 22:23:01 | 日記
賭けは悪だと決めつけている人間は少なくない。少し前のことになるが、幼子を車の中に置いたままパチンコに夢中になり、結果として子供が死亡するという事件があって、そのとき、テレビで、コメンテーターの1人が「ギャンブルは人を狂わせる」と言ったのを憶えている。この理論は「保護者の責任放棄の因は、パチンコにある」とするものであって、銀行に強盗が入るのは、「そこに(人を狂わせる)金があるからだ」と言うのに似て、本末転倒だろう。 私が子供達に教えたのは、トランプ、かるた、花札、麻雀といった、勝ち負けを競うものであり、賭けと言い換えてもいい。必ずしも賭け金云々でないとしても、賞金のようなものでも、その方が覚えが早いのは確かであり、実際に、2人の子供は、高校時代に百人一首大会で優勝している。  紳士淑女の国と言われる英国には、ブックメーカーと呼ばれる賭け屋が存在し、まもなく生まれるウィリアム王子の第一子の性別が賭けの対象になっていて、つい先日、夫人がうっかり「娘(ドーターのドか?)」と言いかけて話題になっている。 賭けを好むか嫌うか、溺れるか、健全娯楽で留めるかは、すべて個人の体質(性格)であるのは言うまでもない。 また、人生は賭けではないが、ある場面では二者択一、三者択一のギャンブルになることがある。 私がわからないのは、とにかく、賭けを悪だとする聖人君子的な人達の頭の中だ。そういう人達は、たとえば学校選びのとき、配偶者選びのときなどに、全く賭けはなかったのだろうか。

コメントを投稿