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老嬢と貴族

2021-02-27 18:03:41 | 日記
いまは死語になってしまったが、オールドミスという言葉があった。もちろん和製英語であって、老嬢と言う感じがあてられていた。昔は、いわゆる結婚定例気が(特に女性の場合は)早かった。25,6歳ではもう遅い部類に入ったのだ。27,8ともなれば完全なオールドミスだ。私の幼い頃、近所に40歳ぐらいの女性がいた。独身で小学校の先生をしていた。私の学級担任になったことはなかったが、道で会ったりすると、ちょっと怖い感じがした。メガネをかけていたので、余計に老けて見えていた。まさに、老嬢だった。

いまは独身女性が増えた。そのことが少子化の原因の一つでもあるだろう。なぜ、結婚しない女性が増えたのかについては、多くの専門家が分析し発表しているだろうと思う。女の子が母親を見て育つ。妊娠、出産、子育て、夫に対する不平不満・・・ああ、シンドである。稼ぎのいい夫は浮気に走る。ちょっと学力のある子どもは母親なんか無視する・・・ああ、やっていられない、である。

独身には自由がある。老後は寂しいと言うが、趣味を持てば好い。それに楽しい老人ホームだって金さえあれば探せるだろう。そ、金だって自由なのだ。子供の教育費だって不要だ。それなのにワザワザ結婚なんかするとはアホくさい。独身は貴族なのだ、貴族生活を満喫できるのだ。

独身貴族は男も女も、今後増え続けるのではないだろうか。一度結婚して離婚する。そういう独身者を何人か知っているが、みんなどこかイキイキとしている感じがする。そのこともまた貴族の増加を予見させる。

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