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ケアマネジャー

2017-12-26 20:58:23 | 日記
4年前に、私は要介護1の認定を受け、ただちにケアマネジャーとしてNさんが選定された。明朗な女性だった。笑窪が目立つ好い顔をしていた。リハビリの先生を紹介してくださり、これもアタリだった。指圧の名人も当ててくださった。そのNさんが昨年突発性難聴という聞きなれない病気になった。難病だそうである。替わってOさんがケアマネになった。60歳前後の女性で、気楽な人柄である。私は現在は要介護2の外出不自由人間であるが、介護に携わってくださる方々がすべてアタリなのがありがたい。不思議なほどの幸運だと思っている。不自由ではあるが、家人の車でデイサービスサロンへ行くことができる。

サロンに集まる老人たちの中で、歩行器で行動しているのは私だけである。皆さんもどこかに不自由を抱えているのだろう(だから、このサロンを利用されているのだ)が、20人ほどの老老男女の中に歩行器1台というわけだ。サロンではお互いに自分の身体の状態については話さない。腰の手術や胸部大動脈瘤破裂の話をしているのは私だけである。私は誰かに訊かれればなんでも話す。動脈瘤の破裂の時の痛みについても話す。カミソリの刃を細かく砕いて糊でつないで、ピンポン球を作り、それを左胸の深部から右腹部方向へ素早く転がすような激痛、と説明する。

今日はOさんの月ぎめ来訪日だった。最近、他人が来ると姿を隠す猫のViViがOさんからは逃げない。Oさんに頭を撫でられても静かにしている。Oさんは自宅で2匹の猫を飼っているそうだから、衣服にその匂いがついているからなのか、その辺りはわからない。Oさんは30人ほどの要介護者の面倒を見ているそうだ。訪問時間は約60分で、大半は雑談である。雑談で、私の健康状態は充分にわかるのだろう。