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男がいて、女がいて

2017-12-21 09:36:54 | 日記
老醜という言葉がある。私は、30,40代の頃にそれをイヤというほど見た。場所は同人誌だった。同人誌Pには老若男女が100人余りいた。年齢的には60歳以上の人たちが多かった。その老人たちの容姿が醜かったのではない。醜いのは嫉妬心だった。誌には同人同士の作品を批評するというか、感想を述べあうページがあった。たとえば、私がその欄でA子さんの作品を2,3度続けて褒めたとする。もちろんお世辞でもなんでもない、正直な感想である。すると、私とA子さんが怪しい仲なのではないかというような話が、いつの間にか広がったりした。そういう噂をB子とC子が立て、D助やE平がのるといったこともあった。みなさん老人である。老人の嫉妬である。私が思ったのは、この老人たちは異性にモテたことがないのだなぁということだった。

圧倒的に男性の多い会社に勤めていた。現場の製造ラインにはアルバイトの近所のおばちゃんたちもいたが、事務所系には男子10人に女子が1人か2人の割合だった。西部劇の世界における男女比率と同じである。当然に女子社員はモテることになる。たいていが20代の前半の年齢だったから、F男とG子、H男とJ子というように、公認カップルが何組かができる。後から見てみると、その公認組はすべて社内結婚している。会社のOBOG会を開くと夫婦そろって出席する。片方が病死した例はあるが、離婚は1組もない。綾小路きみまろさんの名セリフを借用すれば、あれから40年どころか、あれから50年になる。私は、仲の好い夫婦を見るのが好きだ。

25歳で結婚して以来、私は、男性と暮らしたことがない。家人と2人での生活がスタートし、生まれた子供は2人とも女の子だった。私はうんと得をしたと思っている。その第一は、清潔である。女性は清潔であって、男はだらしがなく、薄汚いというのが私の認識なのだ。家人や娘は特別にキレイ好きではない。ごく普通に生活していても、女性は男性よりスッキリしている。そうそう、猫のViViも女の子である。毎朝、娘のブラッシングを受けて清潔である。