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流行語大賞

2017-12-03 10:56:11 | 日記
今年の流行語大賞は、忖度とインスタ映えに決まった。前者のことは以前に書いた。娘が「この漢字と意味をおぼえるだけでも良いことだ」と言っていたのを思い出す。後者は私にはわからない。スポーツニッポン紙によれば、インスタグラムに投稿する際の見映えの好さのことだそうだが、インスタグラムというのはわからないから、私の知らない世界のことになる。

「このハゲーーー!」が候補10にも入らなかった。選考委員のやくみつる氏が、今年は負の言葉が多かったと語っていることから考えて、品が悪いとして外されたのだろう。しかし、流行語とは何か? その基本は、よく聞いた、何度も何度も聞いたというものではないだろうか。とすれば、「このハゲーーー!」は、その点から言って大賞どころかダントツの大賞であったと思う。話が少し外れるが、これについて、日本禿頭連盟(そういうのがあるらしい)は、なぜ反応しなかったのだろうか。その反応からは必ずユーモアが生まれたと思う。私も禿頭老人だが、「このハゲ」と言われても、それほど悪い気はしない。もちろん腹が立つことはない。もし選考委員長がビートたけし氏であれば、文句なしに、これをトップに推したと思う。

「一線を越える」も、昭和的なおもしろさがあったが、選外だった。大賞選びが11月の分まで含まれれば、「横綱の品格」あたりが、候補に挙がったかもしれない。日本以外のことも入るとすれば、トランプ大統領の「ロケットマン」もちょっとしたものだった。

猫はおもしろい

2017-12-03 10:47:30 | 日記
「ビリちゃーん!」、家人の大声がする。我が家の猫はヴィヴィアンが本名であるが、家人の発音ではビリとなっているように私の耳には聞こえる。家人の声が大きいのは、ヴィヴィが居なくなったからだ。隠れたからだ。ヴィヴィは隠れるのが上手い。隠れる場所を探すのが上手い。かくれんぼは、もう1年も続いている。広くない家である。いわゆる4LDKである。だから、ヴィヴィが身をひそめるといっても、娘の書斎のピアノの影、玄関の下駄箱の下、家人と私の寝室のベッドの横あたりは、すぐにみつかってしまう。問題は納戸であって、衣類の箱などでゴチャついているから、一度入り込むと探すのに苦労するようだ。ヴィヴィの食事とトイレは、書斎に置いてあるから、時が経てば必ず姿を現すわけだが、それでも家人は懸命になって探す。「ビリちゃーん!」。

ヴィヴィは育ちが好い。血統が好い。純ペルシャなので顔に気品がある。美女である。顔やしぐさを見ているだけでも楽しい。頭もよさそうだ。特に娘にはなついていて、娘が夜中に帰宅しても、飛んで玄関に迎えに行く。居間のソファに眠っていても、気配でわかるのだ。娘が表(マンショの入り口付近)で、ちょっと咳ばらいをするだけで、目が覚めるらしい。出迎えられる娘は嬉しいだろう。

猫の値打ちは、いろいろある。そしてそれを発見したり確認したりするのが、猫と暮らす楽しさであるだろう。さらに言えば、私と家人と娘では、猫の面白さについては、それぞれ別の感じ方をしていると思っている。私は、猫の最大の価値は、何を考えているのかわからないことにあると思っている。そこのところが実に好い。