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小遣い

2015-03-12 00:28:48 | 日記
時々、新聞などに「サラリーマンの小遣い 1割アップ」(あるいは減る)というような記事が出て、その説明に、昼食代も挙がっているので~とあったりすると、意味がわからなくなる。小遣いとは、何に使ってもよい金であって、一晩で全額を使ってしまってもいい性質のものであるはずだ。それが、昼食代云々となるとわからない。昼食代とは家計簿的に言えば、当然に食費であって、ポケットマネーとは何の関係もないだろう。昼食代を含めた小遣い銭を女房から受け取るなんていうバカな話(哀しい話)はない。  昨年暮れ頃に見た新聞では、サラリーマンの平均小遣いは月4万円とあった。私とほぼ同額なのがおもしろかった。ただ、彼らと私では使途が全く異なる。第一に私は外で酒を呑む(食事も同じ)ということがない。酒とツマミは食費に組み込まれている。 第二にネクタイを買うとか腕時計を新調するということがない。外出が少ないからネクタイも時計も要らないのだ。また小遣いは自分で(株のマネーゲームが主力)稼ぐ。使うのは孫達の何かの祝い、折々の小遣いもあるが、主力は馬券買いで、これが月に4万円程度かと思うが、他のアソビと違って4万円すべてが消えるわけではなく、うまくいけば4万円が8万円にも10万円にもなることがある。私は老人のアソビはこの程度でいいと思っている。私はスマホもクルマもパソコンも持っていない。繰り返しになるがバーもレストランも行かない。家の食卓で水割りを呑み、月曜から金曜まではテレビで株価速報を見て、土日は電話で馬券を買う。別に自分を憐れんでもいない。

八百長

2015-03-12 00:21:54 | 日記
中学3年の秋の運動会。100メートル走があって、学年全部(男子120人)を背丈別に選んで6人ずつの組に編成してあった。私の組にはH君とK君の2人の野球部員がいて、マトモに走れば、私は良くて3着の見込みだった。私は1着に与えられる、賞の印してあるノートがほしかった。私はH君とK君のところへ行って、「おまえ達はリレーなんかでノートが手に入るだろうから、このレースは俺に勝たせてくれよ」と頼み、2人とも笑ってOKしてくれた。結果として1着がK、私が2着で、Hは故意にスタートを遅らせてくれた。K君がすぐに私のところへ来て、「悪かったなぁ、でも、あれ以上ゆっくり走るとヤバいから」と言い、「いいんだ、いいんだ」と私も応じた。しかしH君は怒った。「Kの野郎!きたねぇ!」、彼は本当に怒っていた。八百長をしないでK君もH君も全力を出せばH君の勝利が濃厚だったこともある。K君が約束を破ったとしても、そもそもは私だけが得をするインチキレースである。私はH君に謝るしかなかった。H君はやがて銀座のバーの支配人(シェーカーも振る)になり、私も2,3度店を訪れたことがある。彼は運動会のことを憶えていた。「そういえばKは、ウチには呑みに来ないな。あいつはケチだから酒も呑まないんじゃないか?」と、まだ怒っているような口調で言った。

お茶の水女子大

2015-03-12 00:14:25 | 日記
祖母は日本橋の老舗帽子店の次女として生まれ、小さい頃から向学心が強く、お茶の水女子大の国文科に学んだ。日本には国立の女子大は2つしかない(もう1つは奈良女子大学)。この大学の目的は、有能・優秀な女性を育成する人間をつくることであって、端的に言えば、女子高等学校の教師を目指す女子を集めることだった。 しかし、祖母は学業を終えるとまもなく親の意志に従って結婚することになる。祖母は私にとって人生最初の先生だった。幼稚園の頃から、読み書きを習った。同時に礼儀作法にも厳しかった。祖母は私が9歳のときに他界する。祖母の教えをきちんと身につけていれば、もう少しマシな人間になったかと思うことがある。私は祖母から見れば、良い教え子でなかったことは確かだ。 たしか20歳のとき、3人の早大生と一緒に鎌倉の光明寺に泊まったことがあって、これは夏休みの或る間、寺が本堂などを開放していたからだった。寺に1泊して、翌日は海で遊ぶのが我々のプランである。朝起きると庭で数人の若い女性が庭を掃除していた。 早稲田の一人がおもしろがって、「おたく達、ポン女(日本女子大)?それともお茶大?」と訊くと、それが的中して、女性たちがお茶大の1年生だとわかった。ワセダ君はついでに「今日、一緒に泳ぎませんか?」と誘ったが、これは外れた。彼女達は昨日来て、今朝の座禅が終わったら帰ると言う。「俺たち4人の中の、せめて2人がいい男だったら、今日一日、使ってもらえらのになぁ」とワセダ君が笑った。お茶大の入試に合格したときの電報短文は「オチャカオル」だそうだが、私達のデート申し込みは薫らなかった。

理解しながら読む能力

2015-03-12 00:09:26 | 日記
「自分さえよければ、という考え方は非難を浴びる。しかし、この世には<自分さえ>の世界もたくさんあるのも事実であって、たとえば、すべてのギャンブルがそうだ」といった内容の文を、或る同人誌に書いたら、おもしろい反応があった。 「ギャンブルは家庭破壊につながることがあるから、それを公営でやるのはやめるべき」なんて意見がある。私はギャンブルの是非については述べていない。たとえば、競馬でも競輪でもボートレースでも、外れた人の金銭を当てた人で分け合うのだから、すなわち<自分さえ…>の世界だと言っているだけだ。「ギャンブルよりは宝くじを買って夢を見る方が健康」という先輩女性の意見には大笑いした。宝くじも、外れた人の金を当選者で分配する典型であって、もりとん<自分だけ良ければOK>そのものではないか。  文章を書く同好会に参加している中老男女の<理解しながら読む能力>はこの程度かと落胆したが、これは言葉の一旦だけに頭の動きが集中し、<自分さえ>の部分にのみとらわれた結果だろう。 このことは文章でなく、会話にもよくある気がする。皆様の日常にも見られるのではないだろうか。

3月1日

2015-03-12 00:03:04 | 日記
NHK杯将棋の森内俊之・深浦康市両九段の対局は、160手を超える熱戦でおもしろかった。結果は森内さんの粘り勝ち。  昨日のスポニチ紙の1面トップは、後藤浩輝騎手の自殺で、驚いた。後藤さんは何度かの落馬で頸椎を痛め、壮絶なリハビリで回復し、しかも先週は2勝していた。やはり頸椎の何かの事を悲観したのか。 今日は次女の誕生日(2月29日生まれ)で、次女と孫娘が顔を見せてくれた。祝膳は例によって「ちよだ鮨」プラス家人の揚げたエビフライ。私はエビ2匹とポテトサラダ、鮨2,3貫をツマミに水割り3杯で眠くなった。8時過ぎに長女が帰宅して孫娘と大声で歓談したそうだが、その頃私はもう夢の中。  東京株式マーケトは過熱気味で、1万9千円(日経平均)をうかがう勢い。調整(反動の下げ)は月曜日か火曜日か。国会の予算委員会をテレビで観ていると、政治とカネのはなしばかりで、これ、別の委員会でやってくれないか。早く予算が通らないと、うんと困る人は少なくないはずだ。年度内成立ができるかどうか、ギリギリだ。  腰痛に変化なし。明日はリハビリがあるのでラクになる。今朝の血圧は146-81。