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和訳

2012-04-05 22:31:06 | 日記
戦時中、英語は敵国語だとされていて、それまでごく普通に使われていた言葉が無理やりに和訳された。 私の記憶にはないが、野球のストライクは「よし!」、ボールは「だめ!」と言っていたそうだ。 パーマは正しくは「パーマネント・ウエイブ」だが、そのまま永久の波とすると、何だなんだかわからなくなってしまうが、それを電髪と訳した人は好センスだと思う。カレーライスは何と訳されたかわからないので、8歳上の叔母に訊いてみると、「カレーはそのままだったと思うけど、そもそもカレー粉もお肉もなかったから」と答えたけれど、その通りなのだろう。最後までというか、いちばん和訳が難しかったのはインクだそうで、これ、万年筆用墨汁では長すぎるしねぇ。   和訳のヒット作の第一に野球が挙げられていて、若山牧水の訳だと思っていたら、そうではなくて、どこかの大学の先生が考え出したのだそうだ。同じくスポーツで言うと、テニス(庭球)、バスケットボール(篭球)、フットボール(蹴球)は当然として、ハンドボールを送球としたのはよかった。これ、文字通りに訳すと、〇〇を手玉にとる~と混同してしまう。  私が野球以上に巧いと思うのが、百貨店で、誰の訳なのだろうか。 百貨というのはまさに言いえて妙だと思う。 ついでに、いま興味を持っているのが、東京スカイツリーで、このSky Treeを謂う日本語を募集したら、多くの名答が集まるはずだ。