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デートのこと

2012-02-09 23:20:14 | 日記
私の初デートは高1のとき、1ツ年上のかっこいい彼と~というように語られるのをテレビで見かけることがあるが、私は自分の初デートが、いつ、だれとだったかを決めて思い出すことができない。 たとえば、茨城の高校1年のとき、隣家の中3の子とは何度か2人で町の映画館に行ったし、帰り道は暗かったが、お互いに特別な意識はなく、ま、男同士よりは楽しいといった程度だったから、我が青春の初デートとは言えない気がする。  昔は、デートの順序のようなものがあって、それは、ラブレター(めいたもの)→映画プラス喫茶店が第一ページであり、「今夜は少し遅くなってもいい?」が2ページ目だった。つまり、2ページ目からはシークレットな香りが漂う感じがあって、歌の文句を借りれば、夜霧よ今夜もありがとう…だろうか。今の若い人の場合はどうなっているかわからぬが、まず私達の時代との大きな差は、携帯メールの存在だろう。レターとメールは相手の顔を見ずに発信できることで共通するが、直筆と印字では情緒が異なるし、またメールの方は短文で済む。要するに省略の時代であって、デートプランも簡略化されているのだ。 また懐古趣味的な老人話になったが、デートに必要なのはドコドキ感である。 それには階段を1ツずつ登るようなステップがある方が楽しいと思う。どんな時代になっても・・・。

活気

2012-02-09 23:09:52 | 日記
沖縄返還時の密約と新聞記者と外務省女性事務官の愛憎を描いた、TBSドラマ『運命の人』がおもしろいが、この話はポスト佐藤を争う福田赳夫氏、田中角栄氏の、いわゆる角福戦争が並行して描かれている。 佐藤氏が推したい福田氏に対し、田中氏は金の力で票を集めていく。 ニッカ(2千万円)、サントリー(3千万円)、オールドパー(それ以上)と言われた金がバラ撒かれる。その金を作ったのが小佐野賢治国際興業会長であることは有名だ(たしか50億円だったかな)。   田中・大平連合では不足だった票が、中曽根派の参加で優勢になる(中曽根氏が将棋になぞらえた5五角と大書した扇子を掲げる姿を思い出す)。  結果は、田中氏の圧勝だったことはご存じのとおりで、今太閤の時代が来る。  40年前を懐かしがっているのではなく、『運命の人』からの連想があって、あの時代を回顧している。あの時代には、善かれ悪しかれ活気があった。 田中内閣発足は昭和47年。翌年には、石油ショックが起こるが・・・。  閉塞感、沈滞ムード…いろいろ言い方はあるが、とにかく日本中に活気がない。 イの一番に大事なのは景気回復です。デフレ脱却のために全力を尽くします。日銀にジャンジャンお金を刷ってもらいます。公共事業も増やします・・・とはならないのだろうか。 あの三角大福中時代に比べると、日本のリーダーがいかにも小粒に見えてしまう。 活気とは何か? よーし、おもしろくなってきたぞ!ということである。 野田首相は、毎日のニュースをみて、ただ田中防衛相がミスキャストだったと思いながら、苦いコーヒーを飲んでいるのだろうか。