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紙を読む

2012-02-02 00:07:24 | 日記
「あのような場で用意したメモを読む、情けない大臣は初めて見ました」とは、1月31日の参院予算委員会の佐藤正行議員(イラク戦争のときの自衛隊派遣隊長)の田中直紀防衛大臣に対する言葉であるが、この意見に賛同する方は多いはずだ。 とにかく、あの仲井真沖縄県知事との会合での田中大臣のメモ読み上げは、いかにも恰好が悪かった。 この世には、紙に書いたものを読まねばならぬ場合もあって、たとえば首相の施政方針演説や、儀礼上、紙そのものをその場に残すケースもあるし、また細かい数字を必要とするときはやむを得ないだろう。 要はTPOの話である。 結婚披露宴のテーブルスピーチで紙に書いたものを読む人の話は100%おもしろくないもので、見た目も悪い。 中には自分で書いてきたものを読みながら、自分で笑いだすのもいる。 そもそもテーブルスピーチに原稿を用意する人種はだいたいが、名文句を言ってやろう、笑いをとってやろうと意気込むから、これは下手なテレビコマーシャルと同じで、座をしらけさせてしまう。 披露宴の客達は、酒に酔いながら笑いたがっているのだから、名文句もクスグリも要らないのであって、ごく普通のことを話せばいいだけのことだ。 私は祖父に教わった、「エピソードを語れ。ただし、失敗談は避けよ」というのを、ずっと守り続けていて、特別な笑いの工夫もしないが、それでも充分に笑いはとれた。 とにかく、テーブルスピーチでは、紙を読むなと、後輩の方々には言っておこう。

スカート

2012-02-02 00:01:25 | 日記
中学時代、同級生のA子のスカートの揺れが気になることがあった。   A子のスカートは、ほかの女生徒よりは大きく揺れ、それがまだ15歳であるのに、オトナっぽく言えば色っぽく見え、中学生らしく言えば幸福感があった。彼女のヒップは決して豊かでもなく、また歩き方(当時はまだモンローウォークという言葉さえ知らなかった)が特殊というわけでもなかったから、あのスウィングの理由が何であったのかは今でもわからない。 そして、オトナになってからも、たとえば街中や駅のホームなどで大きく揺れるスカートの女性を見るたびに、A子のことを思い出すのはたびたびだった。  ズボン(スラックス)姿を一度も見たことのない女性が3人いて、1人は同好会の後輩(この人は、御主人が大のズボン嫌いだそうだ)、1人はサラリーマン時代の戦友(オシャレ精神からか)、そして私の母であるが、その理由を訊いたことがない。訊いたとしても、母は笑うだけだろう。もう一度、ミニスカートが流行したらいいと思っている。 それがあれば、腰痛があっても街へ見に行こうというのではないし、テレビでAKB48の若い膝小僧を観たいのでもない。 そうではなくて、ミニスカートの流行が景気回復につながるのではないかと思うからだ。 ミニスカが日本中に広まった昭和40年代の初頭は、みんなに元気があった。 ミニスカートが世の中を明るくしているという雰囲気があったからだ。