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浮気

2012-02-01 23:52:10 | 日記
私は運転免許を持っていない、というより免許を取ろう(取りたい)と考えたこともない。 だから、クルマに乗るのは(営業車も含めて)すべて他人の運転任せである。むろん交通規制のこともわからぬが、ドライバーの性格のようなものは時々わかる気がする。 まだ40歳頃だったあるとき、仕事のことでA君の運転で早朝のハイウエイを走ったことがある。道路はガラガラであって、走行は快適だ。ほかの車も快速でとばしている。いや快適なのは他車だけであって、すなわち、どんどんと後続車に抜かれていく。 A君が制限速度(80kmだったか)を守っているためで、彼には競争心がないのかもしれぬと思ったりした。Aくんの運転技術が低いのではない。 またパトカーだって、まだ眠っているだろう。 それでも彼は規則通りに走り続けた。 A君の態度(行為)は立派であり、誰もが見習うべきものだろう。しかしA君の人生は楽しいだろうか。 私は、浮気という言葉に接すると、よくA君の運転を思い出す。自己の危険もパトカーの目も無いのに制限速度を心がけた彼のことを思い出す。   浮気という語が、不倫に変わったのはいつからか。 語感としては明らかに前者の方がいい。倫(みち)に不(あら)ずよりは、浮いた気分の方が、つい春風に誘われてといった軽さがあっていいと思う。 かの石田純一君は、浮気は文化だと言ったが、浮気ゴコロは誰にでもある。ただ、A君のように絶対安全でもスピード違反をしない人もいるし~。 ま、この話はこの辺にしておこうか。