森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

それぞれの音楽・それぞれの人生

2020-09-18 | 音楽
こんな年齢になってカラオケで洋楽が歌えることを知り、私の残り少ない人生に少し弾みがでた。
慢性の副鼻腔炎で、一度の呼吸でたくさんの酸素を取り込むことができなくなり、好きな曲を歌う
にも息が続かなかったけど、少しずつロングトーンの部分も細く長くだせるようになっていた。

ところが突然のコロナ騒動で、一番に危険とされたその場所に行けなくなり、それはあっという間
に元通り。少し前から行きつけの場所もやっと再開され、カラオケボックスというより「スタジオ」
に近い広さの部屋もあることから、平日の人の少ない日に専ら「ヒトカラ」に励んでいる。

以前から感じていたことだけれど、ジャズやブルース、ソウルミュージック、R&B、ロックなどと
いうジャンル(特に洋楽の)は、カラオケの「採点モード」には向かないように思う。

というのも、良い点を取ることを目的として歌う人は、入力された音程どおり歌うのは当然だけれど
その「入力された音程」は、あくまでもその歌手のレコーディングの際の歌い方であり、その時の癖
までもなぞっているので、当然、少し外れた歌い方も真似をすることになる。それでも、そのクセが
味になっていて、真似したい場合もあるので、一概に良し悪しは言えないけど。

つまり、先に挙げたジャンルと「クラシック音楽」などとの決定的な違いは、クラシックが正しい音
程や音の長さ、強弱といったものを忠実に楽譜通り奏でることが前提にあるのに比べ、これらの曲は
その時々の気持ちや雰囲気、奏でる人の感覚や場所などによって常にアレンジを加え、音の長さを変
えたり音自体も加えたり重ねたりすることで、より魅力的になるものだと思うから。

だからアドリブの醍醐味を味わえる「ライブ」に行きたいと思うのかもしれない。もちろんクラシッ
ク音楽の、「生の演奏の迫力」も最高だけれど☆
なので、最近はよく知らない曲を歌うときだけ音程バーを出せる「採点モード」にするだけで、自由
に歌いたい時は殆ど採点しない。(点の低さにがっかりするというのも本音だけど・笑)

加えて、これまで歌ってこなかったブルースやソウルを歌うことにもチャレンジしているので、音程
バーに合わせるのが困難だし、逆に音程を気にし過ぎてのびのびと歌わねばならない箇所のロングト
ーンが出せず、気持ちが入らないのだ。顔や体力はともかく、「好きな曲を歌う」ことだけは、年齢
に抗って(!)続けたいと思う。

さて、今日はふうちゃんを学校にお迎えに行って、そのまま我が家で夕ご飯まで預かる予定。

少し前に娘が仕事の日にパパが連れてきてくれて(仕事関係で在宅だけどリモート中で遊んでやれない
ため)夕ご飯までいたんだけど、何が食べたい?と訊くと「ばぁばのおにぎりと卵焼き」と言われ、
その日はたまたまハンバーグの種を仕込んでいたので「おにぎり」と、ハンバーグの種を炒めた「ひき
肉入りのオムレツ」にした。食の細いふうちゃんも、おにぎりだとよく食べる^^

残りはハンバーグとピーマンの肉詰めにし、帰りの遅い娘に晩御飯にしてもらおうと思っていたら、料
理の上手な夫さんが夕飯を作っていた@@ 娘よ、いい夫さんで有難いねぇ・・。
さて今日は何がいいかな?

 

「え、あのコが来るの?」

 

「またお尻トントンしてもらおうかなぁ」



 「今の内にゆっくり休んでおこうっと」

・・だねぇ。いる間はふたりともソワソワしてるもんねぇ(笑)


コメント    この記事についてブログを書く
« 「アンという名の少女」「ソ... | トップ | ブルーノ・マーズが「嵐」を... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

音楽」カテゴリの最新記事