森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

カナダ先住民の子供たちが寄宿学校で受けた虐待

2023-08-08 | 映画ドラマ
「遺体は“1000人以上” 暴行、レイプ…先住民の子どもを大規模虐待~カナダ寄宿学校の
闇〜」

昨年、このニュースを読んだ時、この政策により引き起こされた悲劇を描く、様々な映
画やドラマがすぐに頭に浮かんだ。

「アンという名の少女」でも、寄宿学校に無理矢理入れられた少女の話が描かれていた。
今回の「アストリッドとラファエル」でも、事件がその当時のネイティブに対する政策
に根ざしたものだった。数回観てやめた「刑事マードックの捜査ファイル」でも、たま
たま観た回で、その当時の政策が原因と思われる犯罪を描いていた。これはカナダ制作
のドラマでありながら、当時の国の政策を批判する形だった。

このことは、私たち日本人には直接関係はないかもしれないけれど、二つ前の日記に戴
いたコメントへのお返事にたまたま「アイデンティティ」について触れたので、それを
特定の民族から奪おうとした「国をあげての犯罪」を思い出してしまいました。
最近とみに怪しくなった自分の記憶のために、ここにメモしておこうと思いました。

(以下wikiからの一部抜粋です)
カナダの先住民寄宿学校(カナダのせんじゅうみんきしゅくがっこう、英語:Canadian Indian residential school system)とは、先住民に対する同化政策としてカナダ政府が設置していた寄宿学校制度である
政府が資金を提供し、キリスト教会(カトリック教会、聖公会、メソジスト、合同教会、長老派)によって運営された 
先住民の子どもたちを固有の文化や宗教の影響から隔離し、カナダにおける白人社会の支配的な文化に半ば強制的に同化させることを目的とし、実質的な民族浄化政策を青少年を対象とする教育システムとして取り込み、合法的制度として機能した。この制度は100年以上継続し、この間に約15万人の子どもたちが収容された。1930年代初頭に80校、17000人を超える登録生徒数でピークを迎えた。同学校に関連した子どもたちの死亡者数は記録が不完全なため不明であるが、3,200人以上、あるいは6,000人以上とする推定があり、その多くが、死因も、埋葬された場所も、不明なままである。

過去、キリスト教世界が犯した多くの罪は、神の名のもとに神の意志を踏みにじるものでした。
それは私が聖書を心の糧としながら、特定の組織に属さない理由の一つでもあります。
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