森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

猫に有害な「プロピレングリコール」

2021-06-20 | 映画ドラマ
数日前、いつも猫フードや砂を購入している通販サイトで、あるメーカーさんから販売さ
れている商品についての「お詫びと商品回収のお知らせ」の表示があった。
メーカーの自主検査の結果、いくつかの商品から猫に有害な「プロピレングリコール」が検
出されたという。

幸い私はこちらの商品は購入していないけれど、でも福太郎が仔猫時代には何度か買って与
えていたような気がする。家にストックがある方は、様々な重大な症状を引き起こす可能性
ありとのことなので、要チェックです。

あるブロガーさんによると、某メーカーの動物用ウエットティッシュにもこれが含まれてい
る商品があるとか。私は福が仔猫時代に某猫飼いさんから「猫の身体を拭かねばならない時
は、硬く絞ったタオルなどで拭いた方がいい」と言われ、使ったことはないですが、ご使用
中の方はくれぐれもご用心を!また、化粧品にも使われている事があるそうなので、猫に顔を
舐められるときは注意した方が良いかも。

 

 
 (のんびりノビノビの福太郎さん)
さて、最近終わってしまったドラマのことを少しだけ。今期は小太郎のこともあり、一話目
から観たものは少なかったけど、ビデオにまで録って観たのが「あの時キスしておけば」と
「大豆田とわ子と三人の元夫」そして「リコカツ」の三作。

この中の坂本作品「大豆田・・」は、日常で「ふと感じたこと」や「セルフツッコミ」の類
とか、これをテレビドラマにしても良いのかと思うような「出来事でも何でもないこと」を、
ナレーターの伊藤沙莉に語らせる手法で進んでいく。

どれもこれも人に話して聞かせるほどのことでもない、エッセードラマとも言えない珍しい
作品。誰もが日常的に経験しているような「何てことない小さな失敗」とか「感覚的なこと」
ばかりなのに、それが見ている自分にも「そう言えばあるある!」だったりで、流石!

三人の元夫たちの交わす会話もコミカルでテンポよく、なのに時に深かったりする。とりわけ
岡田将生扮する慎森のセリフには心に来るものが多かった。ある時とわ子が「もう一人は嫌な
んだよ…限界なんだよ」と訴え、三人とは別の男性と生きる道を選ぼうとする。その時、慎森
が「人の孤独を埋めるのは、愛されることじゃないよ。愛することだよ」などと説得する。メ
ンドクサイ男の代表みたいだけど、憎めない慎森。よくぞ言ったと(笑)

結局とわ子は男性との別れを選び、元夫の一人「八作」に「寂しいのは嫌だけど、でもそれで
誰かと2人でいたって、自分を好きになれなかったら、結局1人だしさ。好きになれる自分と一
緒にいたいし、一人でも幸せになれると思うんだよね・・無理かな?」と胸の内を話す。

ネット上でこの回は「名言の洪水すぎて呆然としている」「神回」といった声が溢れた。
エンディングのラップ部分では、毎回少しずつ違った映像が混じっていると思ったけど、錯覚
だったのかな?

そして、「リコカツ」は、北川景子のファッションやインテリアにも大いに興味をひかれたけ
れど、特に楽しませてもらったのが、永山瑛太の過剰とも思える自衛隊員の演技!その可笑
しさに毎回笑わせてもらったし、脇を固める人達の演技も良かった。北川景子の母親役の人は
見覚えが無かったけど、その声で「グレイズアナトミー」のメレディス・グレイの吹き替えの
あの大御所声優さんだと判った☆因みに漫画のリコカツは「ドラマ」を基にしたものだそう。

最後に「あのキス」。大石静の脚本、松坂桃李主演のラブストーリー(?)
最近は珍しくなくなった「魂入れ替わり」のドラマで、あまり興味もなく途中から観たという
「お風呂上りの何となくドラマ」だったけど、結局最後まで気になって観てしまった。

登場人物たちは松坂桃李、井浦新、三浦翔平など、揃いも揃って長身のイケメンなんだけど、
彼らの過剰な演技(私はこれが苦手なはずなんだけど)が、実にハマっていた。「おじいさん
とおじいさんになるまでずっと一緒に居たい」と言い、井浦新と松坂桃李のキスシーンは実に
奇妙だったけど、なぜか嫌じゃなかったww 

井浦新さんが麻生久美子さんと入れ替わっている設定の演技は絶妙で、それが解けたラスト、
彼女の声で「胸に空いた穴は埋まらない。それでも君は生きていく。私のいない世界で」と
流れるシーンは、あり得ない話だとしてもなぜかジーンとしたから不思議。

また楽しいドラマが始まってくれるといいなぁ。私の「胸に空いた穴は埋まらない」としても。

 

最近、小学校横に流れるこの小さな川に、時々数羽の鴨が来ている。
一度、水辺の茂みから猫が狙っている所に通りかかり、それ以後、気になって度々見に行く。
猫には絶対に獲れるわけないから安心なんだけど、あの野良ちゃん、ちょっと小太郎に似てい
て、自分では隠れているつもりでもバレバレなところがちょっとカワイイと思ってしまった。

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