森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

ミス・ポター

2007-09-20 | 映画ドラマ
昨日は友人と、映画「ミス・ポター」を観に行った。

私はもちろん、ピーターラビットの作者だし、絵を描くシーンとか
景色など、絶対見たかったのでレディスデイを待って行くつもりで
いたけど、友人には楽しめないジャンルかも・・とためらいつつも
取りあえず誘ってみた。

友人は友人で、お互い体調も良くないのに私を誘うべきか迷っていたらしい。
なのに、二人ともタイムテーブルを把握していたのには笑った。

さきにゆっくり食事をして午後一番の上映だったが、客席はまばら。
でも私は満員でなかったので反って良かった。
ずっと行ってみたかった、イングランドの湖水地方の風景も堪能できた。

以前テレビ番組で、ビアトリクス・ポターの家を「ピーターラビットの
生まれた家を訪ねる旅」とかいうタイトルで、日本人ツアー客が大挙して
押しかける姿を見て、どうして日本人ってこうもステレオタイプ
なんだろう・・と恥ずかしくなっていたけど、癒しを求める人がそれだけ
多いということなのであれば少し理解もできる。

ただ、たくさんの観光客が押し寄せることが果たして彼女が理想とした
あの場所の在り方だったかは・・・映画を観れば容易にわかるだろう。

絵本としてよりも、彼女の絵にあふれる温かい生活感が大好きだ。
大人にも愛される作品として、他にもガブリエル・バンサンという人の
作品も、私は大好きだ。
特に、熊のアーネストおじさんとねずみのセレスティーヌのシリーズは、
大人にこそ読んで欲しい。理屈じゃなくて、愛というものが素直に
深く深く心に沁みてくる作品だと思うから。

さて、映画の中でポターの持っていた作品ホルダーが目に焼き付いて
離れない私(笑)
多分リバティプリントと思われる布を含んだ、パッチワークの
手作り風のものだった。

友人は、私が映画館に持って行った手作りのペットボトルホルダーを
見ていたので、やはりその作品ホルダーのことも私が気になっていると
気付いていたらしい(笑)

    
私はパッチワーク得意じゃなくて、比べものにはなりませんが・・;
    

どうやらこんなシンプルで手の込んだ物ではない風のパッチワークが
最近の流行らしいので助かる(笑)彼女のも、シンプルな接ぎ合わせだった。
機会があれば、あんなホルダーも作りたいな・・・。
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