富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

前橋市蚕糸記念館「座繰り体験コーナー」で世界遺産活動

2011年10月31日 22時04分05秒 | 世界遺産伝道師協会

蚕糸記念館「座繰り体験コーナー」で活動

 

 10月30日(日)、前橋市蚕糸記念館で「秋のばらフェスタ」に伴う「座繰り体験コーナー」で活動しました。前橋市の文化財保護行政に協力する形で春3回、秋3回の計6日間行っています。  

 

 10月23日(清水・安田)に続いて今回は秋の2回目です。担当はS.N・Y.Iと市文化財保護課の小田さんの3人です。9時から16時の活動でしたが、曇天で時折雨のぱらつく一日でした。4日前の木枯らし1号で咲きかけたバラの花びらが大分落ちてしまったそうで、昨年に比べちょっと寂しいバラ園です。

 

午前中は東京や埼玉からバスでバラ園に寄る団体がありましたが、出発時間の関係で蚕糸記念館までは足がなかなか向かないようで数名の方が見えただけでした。そのうち親子連れやご夫婦が来館し始めました。座繰りを初めて見る方はお湯の中で踊る多数の繭から糸が引き出され、1本によられて巻き取られていく様子を興味深そうに見つめていました。自分で座繰り器のハンドルを回し小枠に巻き取った生糸を手にすると感動と喜びの表情を浮かべます。

 

クリアファイルとチラシのセットを来館者だけではなくバラを観賞している方々にも座繰り体験のPRをしながら配布し、時間内に全部が終わりました。受け取られる方々が異口同音に「ああ、富岡製糸場ね」と親しみを込めた声を上げられるので、こちらもうれしくなります。陽が出ないので次第に肌寒くなってくる一日でしたが、たくさんの方々に座繰りを楽しんでいただき、チラシを受け取っていただくことができ充実した気分で帰途に着きました。

 秋の部の3回目(丸山・篠田)は11月6日に行われます。

            (Y.I 記)

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