富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

「ぐんまマラソン」での世界遺産活動報告

2016年11月09日 21時22分42秒 | 世界遺産伝道師協会

「ぐんまマラソン」での活動報告

11月3日(木・祝)午前6時から午後3時30分までの9時間30分、「正田醤油スタジアム群馬」において開催された「ぐんまマラソン」で、繭クラフトとパネル解説等の活動を行いました。

「ぐんまマラソン」は今年で26回目となり、マラソン参加者は約15千人で会場は大賑わいでした。当日は天気に恵まれたこともあり、マラソンに参加する親子やランナーを応援する家族等がブースの前を大勢行き交っていました。

活動参加者は、T山真大さん、I田みち子さんとI﨑の伝道師3名と、私の妻と妻の友人2名の計6名でした。

私は妻と午前5時30分頃に自宅を車で出て、I田さん宅に向かいI田さんを乗せて、会場に午前6時頃に到着しました。会場には既に大勢の関係者がいて駐車場からブースまで暗がりを歩き、ブース内で世界遺産課の島田さんが昨日搬入してくれた資機材を確認しました。すぐにT山さんが徒歩で見えたので、昨年と同じ様に机と椅子を配置しました。屋外での活動であり、パネルが風で吹き倒されないようにビニールテープ等でイーゼルの脚を結合し風対策を実施しました。活動準備が完了した後には、妻と友人2人は初の活動ということもあり、I田さんが繭クラフトを丁寧に指導してくれました。

そして、午前8時前には繭クラフト参加者が来られたので活動を開始しました。午前中の参加者はそれほどでもなかったので、活動の合間には「フルマラソン」のランナーを応援することができ、妻と友人2人は喜んでいました。しかし、「リバーサイドジョギング」のランナーが走り終える午後1時過ぎには、小さな子供連れの親子がひっきりなしに繭クラフトに参加してくれて大忙しの状況でした。

繭クラフトの合間に、T山さん、I田さんとI﨑がパネル解説を行いましたが、参加者は少ない状況でした。

やがて、終了時刻の午後3時30分となったので、全員で撤去作業をスムーズに完了しました。その後、一同テント前に集合して、早朝からの長時間の活動であったこと、1日怪我なく活動できたことに感謝しての終業後ミーティングを行い、帰宅の途に着きました。長い活動時間でしたが、天気に恵まれて充実した1日を過ごすことができました。

繭クラフトの参加者は約180組でした。まだ暗い早朝から連続9時間30分という伝道活動に参加された皆さんに心から感謝申し上げます。大変お世話になりました。

(S.I 記)

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「深谷市産業祭」での世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の活動報告

2016年11月09日 21時04分15秒 | 世界遺産伝道師協会

「深谷市産業祭」での活動報告

11月5日(土)、6日(日)の二日間にわたり、深谷市中心部の中山道沿線商店街において開催された『深谷市産業祭』で繭クラフトとパネル解説等の活動を行いました。

『深谷市産業祭』は今年で11回目となり、昨年の実績では二日間の参加者数は78千人という大きなイベントです。初日は快晴で風もなく汗ばむほどの天気でしたが、打って変わって二日目は快晴ではありましたが強風のため砂が舞い上がるほどの悪天候で、主催者は水撒きに苦労していました。活動を行ったブースは「ふっかちゃんカルナバ~ルエリア」の入口で、場所が良いことから二日間とも大勢の人が繭クラフト等に参加してくれました。

初日はO野勝正さん、K島高光さん、K林春樹さん、F本厚二さんとI﨑の5名、二日目はI上雄二さん、O野勝正さん、K井拓美さん、A井春枝さんとI﨑の5名、計10名が活動に参加しました。

初日、私は午前6時45分頃に前橋市内の自宅を車で出て、会場近くの駐車場に午前7時50分頃に着きました。すると、そこにO野さんが待っていてくれ、会場まで3往復の荷物搬入を手伝ってくれました。私は3年前に伝道活動者として参加したことがありますが、今回は責任者としての参加であり少し不安もありましたが、O野さんのおかげで不安もなくなり今日1日が楽しく活動できそうな気持になりました。

O野さんと共に活動準備をしていると、他のメンバーも到着したので全員で準備に取りかかりました。当然、屋外での活動なので、パネルが風で吹き倒されないようにビニールテープでイーゼルの脚同士を緊結し風対策を実施しました。

やがて、午前9時になったので活動を開始しました。活動場所が会場入口でお客さんの目にとまることからか、繭クラフト参加者がほとんど途切れることもなく、多くの方に繭クラフトを体験していただきました。中には長野県上田市出身で「さなぎ」を食べたことがあるという年配の方に、どの様にして食べたかを聞いたところ、小豆と一緒に煮て食べたことがあると仰っていました。昭和25年頃のことでした。また、他の人はフライパンで炒って塩をかけて食べたとのことでした。私自身は「さなぎ」を食べたことが無く、どの様に食べたかを知りたく思っていたので、実際に体験した方から直接聞くことができ、貴重な時間を過ごしました。

1日目の繭クラフト体験者は約180名で、O野さん曰く「これまでに無い参加者数」とのことでした。

また、2日目も私は午前6時45分頃に前橋市内の自宅を車で出て、会場に午前7時50分頃に着きました。今日もO野さんが待っていてくれ、O野さんの誘導で会場のブース前に車を止め資機材を搬入しました。O野さんのおかげで楽をすることができました。O野さんには、2日間にわたりお世話になり頭が下がります。 

   

その後、他の3名が到着したので全員で活動準備に取りかかりました。すでに風が強い状況だったので、パネルが風で吹き倒されないように風対策を昨日より強化しました。しかし、ブース内の配置上、パネル設置場所が風の通り道だったので、強風のためパネルが吹き飛ばされお客さんへの危害が予想されたことから、パネル展示を取り止めることにして、せっかく苦労して設置したパネルを急いでケースに収納しました。1日中強風が吹き荒れていたことから考えると、この判断が適切であったと思いますし、O野さんも「I崎さんの判断は適切だった。」と言ってくれました。

午後3時前になると昨日に引き続き「サンバパレード」が行われ、昨日は繭クラフトで忙しく見学できなかったことから、今日はお客さんもパレードを見るためか少なくなったので、活動を休止してパレードを見学することにしました。強烈なサンバのリズムに乗って艶やかな衣装を着た女性等が街道を踊りながら通り過ぎて行きました。「サンバパレード」が通り過ぎた後、撤収作業にとりかかり終了ミーテングを行い帰路に着きました。なお、当日の夜、入浴時に頭髪を洗ったところ洗面器の中に細かな砂があり、改めて今日の強風を思い出しました。2日目の繭クラフト体験者も約180組でした。

2日間にわたって参加されたO野さんや、他の参加者の皆さんに心から感謝申し上げます。大変お世話になりました。

(S.I 記)

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