富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

「伊香保石段ひな祭り」(2日目)で"富岡製糸場と絹産業遺産群"の世界遺産伝道活動

2013年03月05日 21時32分51秒 | 世界遺産伝道師協会

「伊香保石段ひな祭り」(2日目)で活動

 

3月3日(日)の「伊香保石段ひな祭り」(2日目)の活動報告です。

1日目の昨日は冷たい北風の吹き付けるあいにくの天候で、参加伝道師は大変だったようです。2日目は風のない穏やかな一日になりました。参加の4名(近藤会長、庭屋、佐藤昌、井上雄)は9時30分、県蚕糸技術センターに集合し1台で出発。伊香保ビジターセンターに寄り伊香保温泉観光協会の伊藤課長に挨拶して市営の物間駐車場に車を置き、活動場所である石段街のポケットパークに向かいました。

ノボリ2本を石段の手すりに縛り付け、4資産紹介の基本パンフレットと子ども用の2種類を用意、10時半過ぎ配付を始めました。間もなく祭り本部前で臼と杵で今ついた餅と甘酒の無料配布が始まり、それを目当てに長い列ができました。

桃の節句を祝う「石段ひな祭り」は平成3年に始まり、今年で23回目です。12時40分になると全国から公募した子どもたち25人が雛衣装を身にまとい雛段に並びました。照れた顔、誇らしげな顔、それを一目見ようという人たちで大変な混雑です。1時間ほどでイベントも終了し少し落ち着いた雰囲気に戻ります。

伊香保もさすがにこの時期は関東の範囲内からの人がほとんどという感じでした。パンフレットは「地元から来たのでいいです」というような人を除くと本当に良く受け取ってもらえました。温泉での解放感も手伝ってか皆さんの反応はとても良いのです。時にはパンフレットを開き4資産が載っているのを見て不思議な顔をする人もいます。富岡製糸場以外にも世界遺産の対象があったのかということなのです。説明すると納得してくれます。横浜から来ていた若いご夫婦は横浜と群馬の生糸の関係を熱心に質問してくれました。富岡製糸場への行き方を訪ねてくる人も少なからずいました。

 

午後2時を回る頃から人の姿もまばらになってきました。ホテルのチェックインの時間も関係しているのでしょう。2時半を過ぎると陽も当らなくなり急速に冷え込んできたので、活動を終えることにしました。 

   

基本チラシ800枚、子供用200枚が配布できました。伝道師の皆さんは石段街の活動で体は疲れましたが、充実した気分で家路に就きました。

  

           (Y.I 記)

 

 

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