時間は午後2時。
チェ・ゲバラの銅像のあるイゲラ村まで後2~3時間あるということで、バイアグランデ村というところに宿をとる。
当然、英語が通じる訳もなく、ジェスチャーでのやり取り。紙に値段を書いてもらい、そこに決めた。
宿を選ぶ際に私が大切にしているポイントは、
○フロントの方の雰囲気
○最初に提示してくる金額
である。
私が泊まった宿は、おばあちゃんファニータさんが1人で切り盛りしている宿だった。
どっかで見たことのある顔だなと思ったら、私の祖母に似ている。だから、何となく安心感がある。
さっそくチェックインを済ませ、荷物を置き、ドライバーの言うなりに車に乗り込んだ。言葉の分からない私はどこに連れていかれるのか全く分からない。
道中、1人の男性が車に乗り込んで向かった先は、チェ・ゲバラが埋められていた場所?
(英語で説明があったが、私の理解力不足で半分ほどしか聞き取れなかった)に行き、
一緒に戦った革命戦士が眠っていると聞き、手を合わせた。
その他にもいくつかチェ・ゲバラ関連の場所を案内してくれた。
ガイドをしてくれた男に丁重に礼を言い、ドライバーとも別れ、村を独り歩きした。
バイアグランデは田舎の大きい村という感じで、日曜の市場は人で溢れ返っていた。
山積みにされた野菜、衣類の数々、市場の食堂など日常の“匂い”が私の細胞を刺激する。
今までアジアを中心に多く旅してきて、風景は同じように見えるが、何かが違う。
何が違うのだろう。
東南アジアを旅すると、必ず誰かが話しかけてくる。
騙そうとする輩も少なくないが、コミュニケーションをとることで物事が動き出すのが常だった。
しかし、ボリビアに来てから長い時間独り歩きをしているが、誰も話し掛けてきてくれない。
写真を撮影しようとすると、首を横に振られ怪訝な顔をされる。市場でご飯を食べても、誰も話し掛けてきてくれない。
虚しさが襲ってきた。日本の反対側の遠い異国の地で感じるこの“寂しさ”もまた旅の一つだ。
小さな商店でビールを2本買い、宿に戻り1人で飲みながらいつの間にかシャワーも浴びずに寝てしまっていた。
チェ・ゲバラの銅像のあるイゲラ村まで後2~3時間あるということで、バイアグランデ村というところに宿をとる。
当然、英語が通じる訳もなく、ジェスチャーでのやり取り。紙に値段を書いてもらい、そこに決めた。
宿を選ぶ際に私が大切にしているポイントは、
○フロントの方の雰囲気
○最初に提示してくる金額
である。
私が泊まった宿は、おばあちゃんファニータさんが1人で切り盛りしている宿だった。
どっかで見たことのある顔だなと思ったら、私の祖母に似ている。だから、何となく安心感がある。
さっそくチェックインを済ませ、荷物を置き、ドライバーの言うなりに車に乗り込んだ。言葉の分からない私はどこに連れていかれるのか全く分からない。
道中、1人の男性が車に乗り込んで向かった先は、チェ・ゲバラが埋められていた場所?
(英語で説明があったが、私の理解力不足で半分ほどしか聞き取れなかった)に行き、
一緒に戦った革命戦士が眠っていると聞き、手を合わせた。
その他にもいくつかチェ・ゲバラ関連の場所を案内してくれた。
ガイドをしてくれた男に丁重に礼を言い、ドライバーとも別れ、村を独り歩きした。
バイアグランデは田舎の大きい村という感じで、日曜の市場は人で溢れ返っていた。
山積みにされた野菜、衣類の数々、市場の食堂など日常の“匂い”が私の細胞を刺激する。
今までアジアを中心に多く旅してきて、風景は同じように見えるが、何かが違う。
何が違うのだろう。
東南アジアを旅すると、必ず誰かが話しかけてくる。
騙そうとする輩も少なくないが、コミュニケーションをとることで物事が動き出すのが常だった。
しかし、ボリビアに来てから長い時間独り歩きをしているが、誰も話し掛けてきてくれない。
写真を撮影しようとすると、首を横に振られ怪訝な顔をされる。市場でご飯を食べても、誰も話し掛けてきてくれない。
虚しさが襲ってきた。日本の反対側の遠い異国の地で感じるこの“寂しさ”もまた旅の一つだ。
小さな商店でビールを2本買い、宿に戻り1人で飲みながらいつの間にかシャワーも浴びずに寝てしまっていた。