人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

思い出の救出

2023年12月14日 | 日常
「おとんとおかんが動けるうちにと実家の断捨離が始まったよ!」

と弟からの連絡。

「そっかー!終活いいねー!頑張って!」

と返信すると、

「アニキの部屋の荷物も全部捨てられるよ!」

と返事がきて、

「それはまずい!!思い出がなくなるのはちょい寂しいから、それは待ってくれ。私の部屋は立ち入り封鎖でお願いします🙏」

と伝えて、急遽栃木の実家に思い出の救出に向かいました。

夜な夜な1人でこっそり整理する写真やプリクラと僅かな手紙。




うーん、こんな時代も確かにあったな。。。と早くやれば30分で終わるのに、3時間もかかる思い出ポンコツ。。。

片付けをしながら母と話すと、
私の幼少期は癇癪を起こしていつも泣いていた、弱虫で泣き虫だったので、虫がついているんと虫封じのお祓いにも行ったらしい。
当時の写真を見返すと、確かにとても弱々しい。




そんな弱くてへっぽこだった幼少期の私は、

「敗北はない」

「気合 根性 努力」

「血のしょんべんが出るまでやったか」

という修羅の道に進みました。




そんな修羅の時代を過ごした証も段ボールに入れて処分しようとすると、
「まだ生きているんだから死ぬまでとっとけ!」
と父に言われ残した賞状、メダル、トロフィー。






身体も心も途中で折れて壊れたけど、確かにそんな私もいた。

弱虫で泣き虫の私も、
修羅の道にいた私も、
金色で頭がイカれた私も、
どれも自分なんだとしみじみ感じる実家の片付け。

ファミコン、スーパーファミコン、ディスクシステム、PlayStation、ゲームボーイ...








なんだかんだで楽しんでいたゲームも見つかり、ありがとうさようなら。

片付けも一息ついて、墓参りに出かけた帰り道に麦畑を耕しているトラクターから感じる覇気。











幼稚園〜高校まで同じで、1度も投げることができなかった一つ上の先輩がいた。

「おう!お前は何して生きてんだ!」

「空気と敗北を栄養素に生きてます!」

「そうか。。。何屋をやってんだ?」

「ゴールド・マン屋です!」

「そうか。。。それは何を売ってるんだ?」

「地球人に元気と失笑をプレゼントしてます!」

「.....」

「ゴールド・マン ダイブ!!」

「そこ肥料まいたばかりだぞ!」

「.....」






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