雷雨の帰り道

　仕事の帰り道、雷と共に大雨が降ってくる。

駅では、多くの人が雨が止むのを待っている。

待つべきか？

行ってしまうか？

皆が右に行けば、左に行きたくなる性分。


持ち合わせていた12年前に初富士山に登頂した際に、

購入したワークマンの雨合羽を着て、

土砂降りの雨の中へ。


足下が濡れると嫌な感じがする。

しかし、人間は生まれる前は母体の中にいた。

最初の生物は、海の中だった。


土砂降りの川沿いを歩くと、

懐かしい匂いがする。


小学生の頃に熱中していた魚釣りでも、

よく雷雨で雨宿りしていたのを思い出す。


いつもは人通りがある場所も、

誰も通っていないと感じることが違う。




人がやらないことを

やってみる。

そうすると、私は気分転換になる＾＾