チャマダラセセリ Pyrgus maculatus
2010,6,1 東北地方
北海道、本州、四国に生息しているセセリチョウの仲間。
昔は広く生息していたようだが現在は確認できる産地はあまりなく、山形県、新潟県ともに絶滅危惧Ⅰ類となっている。
ただ、両県ともに現在確認されている産地は無いので、絶滅した可能性が非常に高い。
国のレッドデータでも現在は絶滅危惧Ⅰ類。
本州、四国ではほぼ壊滅状態だが、北海道ではまだいくつかの産地が残っているようで、蝶を特に探していなかった自分でさえも網走支庁内で3ヶ所の産地を発見することが出来た。
2008,6,12 北海道網走支庁
2009,5,30 北海道網走支庁
場所はただの荒地だったり、道路の法面だったりといたって身近なところ。
食草はミツバツチグリやキジムシロで、特に前種はどこにでもある"雑草"と呼んでも差し支えないような植物。
開発や牧草地の管理放棄によって減ったと言われているが、このような現状を見ると何故減ったのかがイマイチわからなくなる…。
まぁ、北海道はそこらへんにゴマシジミとかが普通に飛んでるので本州とは比べられないんでしょうね
色がいいですね。
チャマダラセセリ自体見た事がないので
北海道にも分布しているようなのでいつかは
目標にして見たいですねェ
この配色と大きさのおかげで野外ではしょっちゅう見失います。
北海道では東部にしか生息していないようなので札幌からはちと距離がありますが、ぜひ狙ってみてください。