柚子の里で

囲炉裏民宿“柚子の里和三郎”のブログ

2013年04月05日 04時30分30秒 | グルメ
鰹の塩たたき平成バージョン

鰹のたたきは塩たたきこそが本道であるみたいなこをという店がありますが、私は同意しかねます
かつて鰹のたたきが、塩たたきだったことは認めます
それは醤油が高価だった時代の話です
醤油の生産量が増えて、一般市民でも買えるようになると、鰹のたたきも醤油を使ったポン酢になりました
その方が美味しかったからです(今でも塩たたきのほうが好きな人もいます)
高知で鰹の塩たたきを食べて感動したというブログなどを見かけますが
初めて食べるものは、何でも美味しいのです
人間の舌は贅沢にできていて、3回食べると普通のものになります
だから、私は塩たたきも昔ながらの作り方でなく
現代の作り方にバージョンアップさせないと、作る意味がないと思っています

中華鍋もしくはフライパンを傾けてオリーブオイルをしいて、ニンニクの香りを弱火で移します
ガーリックチップスはとっておく
ニンニクの香りを移した油:出汁:柚子酢(レモンなどでもいい)=2:1:1をあわせて、塩で味を加減します
少し一味唐辛子を加える
鰹に金串を打って塩をして、ガスコンロの五徳を外して直火で焼きます
熱いまま刺身に切り、新玉葱、洗い葱洗い茗荷などと器に盛り、合わせたドレッシングをかけて、ガーリックチップスを散らします
鰹のたたきは氷水などに落としてはだめです
香ばしさがなくなり、融解した脂が固まってしまいます
余熱で火なんて入りません
ポン酢と違い濃度のあるドレッシングを使うので、野菜をうすく切り必要がありません
普通に玉葱を使いましたが、色あいを考えると、フルーツトマトや空豆などもありかと思います
薬味以外は、旬の野菜を使えばいい


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