昨日も北風ピープーの肌寒い1日でした。
スーパーの地元の百姓物コーナーで芹を見つけました。あまり季節感を感じられないクレソンと違って春の味です。
芹黒胡麻和え 芹ひたし
一昨年亡くなった祖母は、私の子供のころ胡麻を栽培していました。
祖母は健脚でリヤカーを引いて山向こうの畑まででかけた。時には私や弟を乗せて、野菜を満載にして帰ってきた。
祖母の胡麻和えは少し甘めだった。あたり鉢で胡麻をあたるたびに思い出します。
豚の生姜焼きにも芹を添えて
普通の生姜焼きじゃなくて、少しバルサミコ酢を加えてあります。
個人的な意見ですが、濃口醤油には酢の中でバルサミコ酢がいちばん合うと思っています。
セリと応用鬼ゼリも見つけにくくなりました
鬼ゼリは扁桃腺が腫れた時葉を採取して手のミャクをとるところに貼ると良く聞きます
とんだセリの話になりました
最近は見当たらない。
畑に植えてみたら、毎年自分で食べるくらいは生えてきます。
お雑煮に入れます。
(お吸ましにかまぼこ、焼きノリと共に)
我が家にとっては元旦の味です。
それからリヤカーと祖母。
私の祖母もリヤカー使ってました。
仕事の用事で甲の浦まで行く時乗せてって
もらった記憶が。(坂道は降りて押しました)
褒美に甲の浦の洋品屋さんでかわいらしい
ハンカチ買ってもらいました。
祖母と言うとこのリヤカーとハンカチが
思い出されます。(それにしても昔の人は凄い)
城下町など武家文化の残っていて、すまし汁のところはたいがいそうです。