阿波尾鶏の揚げたん
鶏腿肉250~300g 卵白 醤油大匙1/2 酒大匙1/2 サラダ油少々 片栗粉大匙2
柚子胡椒小匙1/2 シナモンパウダー、コリアンダーパウダー、クミンパウダー各小匙1/3
阿波尾鶏は40~50℃くらいのうすい塩水で洗い
筋や膜などをきれいにトリミングして、ひと口大に切ります
ボールなどに入れて醤油と酒を加えて、20分おく
あまり長くおくと醤油の塩分で水分が出て、肉が硬くなります
柚子胡椒、シナモン、コリアンダー、クミンをふり入れてよくもみこむ
肉の一割くらいのといた卵白(肉が多い時は全卵で問題ない)、サラダ油、片栗粉を加えて、よくまぜる
160~170℃のやや低温で揚げます
大きかった泡が小さくなってきたら、油から取り出す
3分くらいおいて、余熱で火を通します
その間に油の温度を180~190℃に上げて、鶏肉を戻す
泡が小さくなってきて、音が高温になってきたら油から上げる
蛋白質の凝固温度は68℃くらいです
肉の中心温度が75℃以上になると、ほぼ肉汁が失われる
90℃を越えると脱水して、ぱさぱさになります
余熱で火を入れてやると、ジューシーに揚げあがります
スーパーやコンビニやチェーン店系の居酒屋の唐揚げは
タイなどの工場で揚げて、冷凍で輸入されます
それをさらにバイトやパートのおばちゃんが揚げるので
ぱさぱさにならないように、植物性たんぱくと水が注入されています
だから、ぶよぶよで柔らかい
冷凍食品のほとんどもたぶん同じように調理されている
ちゃんと作ると、まったく違う唐揚げが出来上がります
ビール会社の調査で、唐揚げはビールに合わないという人が45%もいるのに驚きました
たぶん、家庭やお店でちゃんとした唐揚げを食べたことがないのでしょう
食材を知り、丁寧にお料理することの大切さを感じています。
あとは心をこめて美味しくなあれと念じつつ!
それにしてもどれもこれもおいしそうです~~
母はそれほど料理が得意でなかったけれど
唐揚げだけは絶品だった(正確には立田揚げ)
これも母のそれを越えてないような気がする
面倒な香辛料を使いましたが
市販のエスビーのカレー粉に一味唐辛子でもいい