室戸の秋刀魚

室戸市三津漁港産秋刀魚丸干しの焼いたん

目黒のさんまならぬ室戸のさんまです

今日は気温が低く、風が強かったので

いい干物ができました

徳島県の海部郡南部から高知県室戸市の東岸の漁港では

年末から年始にかけて

小ぶりなさんまが獲れることがあります

写真のもので３０cmくらいですが

１９～３０cmくらいのものが獲れる

和歌山南部でも獲れるので

かつては、さんまは、和歌山沖で産卵するものと思われていた

秋に北海道や東北で獲れるものと何が違うかというと

脂がのっていない

脂がのっている＝美味い

というのは、日本人が肉食を始めてからの価値観だから

脂がのっていなくても、美味しい

脂ののったさんまがご飯に合うとするならば

このさんまは、酒のあてになる

小さいものなら

頭から尻尾まで、目刺しのように食べられます

近ごろは流通が発達したので

和歌山の業者が

冷凍物の北海道産か東北産の脂ののった冷凍さんまを干して売ってますが

あれとは別物です