心の家路

2024-06-08 00:01:17 | 由紀さおり
由紀さおり



沈む夕陽を追いかける子供たち
夏の終りをおしんでいるように
麦の草笛 風の中 響かせて
母が待ってる窓辺に急ぐのか
あゝ 誰かにはぐれて 心の家路をたどれば
それは幼い頃の遠き想い出
夏が過ぎて秋がきても
呼び止める人はいない

宵の明星 竹ざおを肩にして
今日はどこまで出かけて帰るのか
遠い汽笛を耳にしてたちどまる
あゝ 昨日にはぐれて 心の淋しさたどれば
それは幼い頃のわたしの姿
夏が過ぎて秋がきても
呼び止める人はいない

夏が過ぎて秋がきても
呼び止める人はいない



 

「家路」は、「いえじ」と読みます。

「路」の漢字は、どこかへ向かう「道」を表すもので、「家路」は「家へ向かう道=家に帰る道」の意味となります。

この「家路」という単語は、少し古風で詩的な響きのある言葉ですよね。

日常会話では、耳にすることはあまりないかもしれません。

主に文章の中で用いられるほか、この歌のように、曲のタイトルとして使われることがあります。




































































































































































 

 








































































































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