人恋しくて

2024-05-06 10:50:17 | Jポップス
南沙織  



暮れそうで暮れない 黄昏どきは
暮れそうで暮れない 黄昏どきは

ふと目についた 小石を蹴ったり
自分の影に じゃれついてみたり
なんとなく落ちつかない 一人ぼっち
恋の相手は いるにはいるけど
喧嘩別れ したばかり
暮れそうで暮れない 黄昏どきは
暮れそうで暮れない 黄昏どきは
心が脆く なるものですね

古い手紙は 燃やすには惜しい
読み返すには なんとなくつらい
そわそわと落ちつかない 一人ぼっち
何をしてるか 気がかりなくせに
何もせずに ぼんやりと
暮れそうで暮れない 黄昏どきは
暮れそうで暮れない 黄昏どきは
煙草の煙 見つめて過ごす

風は昼間は 暖かいけれど
夜はまだまだ 膚寒くなって
なんとなく人恋しい 一人ぼっち
窓の下行く 恋人同志は
肩を寄せて 楽しそう
暮れそうで暮れない 黄昏どきは
暮れそうで暮れない 黄昏どきは
街の灯りを 数えましょうか




この曲「人恋しくて」は、南沙織通算16枚目のシングルで、1975年8月1日CBS・ソニーから発売されました。

カヴァー・ソングを除いたシングル曲では、初めて「有馬三恵子・筒美京平コンビ」を離れてリリースされた作品でもあります。

作詞は、1960年代に西野バレエ団で活躍した江美早苗として知られた中里綴、作曲は、翌1976年2月26日に発売された

ソロデビューシングル「春うらら」をヒットさせることになった田山雅充です。














































































































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菜の花

2024-05-06 07:55:57 | Jポップス
湯原昌幸

哀しいほど澄んだ 青空が広がる
親孝行を気取った 最後のドライブ
菜の花畑 指さす 少女のような横顔
僕を忘れ 自分を忘れても
花の名前覚えていたお袋・・・ 





菜の花や 月は東に日は西に (蕪村)

なの花にうしろ下りの住居かな(一茶)

菜の花の遙かに黄なり筑後川(夏目漱石)


菜の花といえば、一面が鮮やかな黄色に咲き誇る菜の花畑を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

菜の花とは、アブラナの花の総称になります。花が咲く前の状態では食用としても楽しめ、特有のほろ苦い風味が魅力です。

開花時期は2月から5月頃で、食用となる菜の花は11月から4月頃まで出回ります。

おもな生産地は千葉県で、次いで徳島県、香川県、高知県となっているそうです。





































































































 
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北の旅人 

2024-05-06 03:11:02 | Jポップス
石原裕次郎


テレサテン


たどりついたら 岬のはずれ
赤い灯が点く ぽつりとひとつ
いまでもあなたを 待ってると
いとしいおまえの 叫ぶ声が
俺の背中で 潮風(かぜ)になる
夜の釧路は 雨になるだろう

ふるい酒場で 噂をきいた
窓のむこうは 木枯まじり
半年まえまで 居たという
泣きぐせ 酒ぐせ 泪ぐせ
どこへ去(い)ったか 細い影
夜の函館 霧がつらすぎる

空でちぎれる あの汽笛さえ
泣いて別れる さい果て港
いちどはこの手に 抱きしめて
泣かせてやりたい 思いきり
消えぬ面影 たずねびと
夜の小樽は 雪が肩に舞う




石原裕次郎は昭和62年(1987)7月17日、入院中の慶應義塾大学病院で死去しました。

この曲はその翌月にリリースされ、彼の最後のヒット曲となった曲です。

 レコーディングは闘病中に行われたはずですが、少しも衰えを感じさせず、最盛期と同じ艶のある歌声を聞かせてくれています。





























































































































 



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