折鶴

2024-05-10 09:17:59 | Jポップス
千葉紘子



誰が教えて くれたのか
忘れたけれど 折鶴を
無邪気だった あの頃 今は願いごと
折ってたたんで 裏がえし
まだおぼえてた 折鶴を
今 あの人の胸に とばす 夕暮れどき
「わたしは待っています」と伝えて
いつでも きれいな夢を
色んなことが あるけれど
それは誰でも そうだけど
悔いのない青春を 詩って歩きたい

誰に教ったわけじゃなく
忘れられない面影を
これが恋と気づいた そよ風の季節
会って別れて会いたくて
白い指先 折鶴に
人に言えない想い 託す夕暮れどき
「わたしは大好きです」と伝えて
小さな夢が 燃えてる
泣いて笑って 明日また
それはいつでも そうだけど
青い空の心で あなたを愛したい






折鶴は、正方形の紙を折って鶴に似せた形に作るもので、折り紙の一種です。

最も有名な作品で、折り紙の基本の折り方が全て使われて折られているのが特徴。

1枚の紙に切り込みを入れて、多数の折鶴を完全に切り離さずにくっついた状態で折る「連鶴」や、単体の折鶴を多数折って繋げていく「千羽鶴」などがあります。

他に尻尾を引っ張ることで羽を動かす「羽ばたき鶴」もあります。

折り鶴には、病気の治癒や長寿、幸運、平和を祈るといったメッセージを込めて作られることもあり、大きな願い事を叶えるため、願掛けの一種として、

願いを込めて贈られるのが「千羽鶴」です。
































































































































 

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暗い港のブルース

2024-05-10 02:10:51 | Jポップス
ザ・キング・トーンズ 



いとしい人 あなたは今
名前さえ告げずに 海にかえるの
白い霧に 目かくしされ
遠い船のきてき 僕は聞いてる
かりそめの 恋を叫んだけれど
あふれくる 涙 涙 涙
きれたテープ 足にからめ
あなたの影をおう 暗い港

さよならは 死ねというも同じ
かれはてた 涙 涙 涙
不幸色した ランプゆれて
あなたを今日も待つ 暗い海



 
この曲「暗い港のブルース」は、1971年5月に発売された、ザ・キング・トーンズのシングルレコードです。

ただ、曲が発表されたのは、この8年前の1963年 。

作曲者でトランペット奏者の早川博二(ひろつぐ)が率いるモダン・プレイボーイズの演奏でレコード発売されてます。
 
このときはインストゥルメンタルで歌詞はありませんでしたが、しばらくあとで作詞家・訳詞家として名高い薩摩忠が歌詞をつけ、フランク赤木の歌唱で

レコードが作られました。

このときの歌詞は次のとおりです。

風冷たく 波ざわめく
暗い港の夜 俺はいつでも
あの面影 追い求めて
沖を見つめながら 岸辺に立つ

船影も 見えぬ夜は何時も
噛みしめる 遠くすぎた恋を
この空しさ この寂しさ
暗い港のような 俺の心よ
    (繰り返す)

マスターは知りませんでしたが、フランク赤木は非常に歌唱力のある歌手だったようで、ザ・キングトーンズも彼から歌唱指導を受けたといわれています。
 
 しかし、フランク赤木のレコードはあまり評判にならず、ザ・キングトーンズがなかにし礼の歌詞で歌ってから、その持ち歌として定着してしまいました。

曲はムードミュージックとしては国際水準を行く傑作だと思います。

インストゥルメンタルで聴くと、フレンチ・フィルム・ノアールあたりの挿入曲かもしれないという感じさえします。

早川博二 は大正14年(1925)生まれで、トランペット奏者としてスタートし、戦後は作曲家・アレンジャーとして活躍、作曲家としては、この曲のほか、

奇優・左卜全(ひだり・ぼくぜん)が子どもたちと歌った『老人と子供のポルカ』などのヒット曲があります。












































































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