暇つぶし日記

思いつくままに記してみよう

今年も苧環(オダマキ)が咲いている

2014年04月29日 06時11分43秒 | 日常


先日家人が庭から手折ってきた白いオダマキの初物をここに載せたけれど今は庭のあちこちに白は勿論、薄い紺、薄い赤色のものが見られる。 苧環は好きな花なのだが今まで幾つか今の時期に撮ってきた。 例えば去年は下のように書いた。  

http://blogs.yahoo.co.jp/vogelpoepjp/63417298.html

同じ時期、といっても今年は4週間ほど早いのだが、同じように撮るのも能が無いので新しいカメラのマクロ機能を使ったものを載せる。 面白い形のものがあったのでカメラに収めて苧環シリーズの一つにする。 今日のは開花前の芽である。 ほんの3cmほどの奇妙なかたちなのだが角の根元を蔽っている部分が花弁となって広がり、角が花ガクの先にほんのアクセントだけ残してはっ
きりした花になるようだ。 ようだ、というのは想像で実際はどうなるか知らない。 

おととい急にこの記事を書き始めたときにボロいコンピューターがへたりネットと繋がらなくなった。 古いXPシステムなので不都合が徐々に出てきているのを自覚しているから近々新しいものにするつもりなのだがへたったのには参った。 だから昨日の日記が書けなかった。 けれど今日はどうしたことか繋がったのでなんとかこれを書いている。 明日はどうなるか分からない。






ライラックが紫丁香花(むらさきはしどい)だって

2014年04月29日 03時08分40秒 | 日常

二三日外に出る事もなく、出ても脇目をふらず最短距離を自転車で走るようにしていたから日頃の通勤路に来ると急にオランダ語で sering、 一般的には「ライラック」なり「リラ」の花といわれているものがあちこちの中高木から突き出して開花しており驚いた。 日本にいるときはただライラックとかリラとかの名前だけしか聞いたことがなく何となくロマンチックな印象があったのだがこの国に住んでこれが sering(セリング)だと説明されてもそれとライラックが結びつかなかった。 それに和名を探してそれが「紫丁香花(むらさきはしどい)」などと言われてもそんな名前は聞いた事もなかったし字面からは香りの強い紫の垂れ下がる房の花、ということが想像されてるけれど白もときどきあちらこちらで見かける。 けれど特に赤味がかった紫のものが印象的だ。 学名が Syringa vulgaris だというとそれはセリングの読みに近く、ライラックやリラに繋がるようなものではない。 だから動植物の、特に植物は各国によって呼び方が違うのでとりわけ面倒だ。 自分にとってのライラックやリラの思い込みが実際にみることで崩れたような気がする。 それはひとえにこの花からはそれまで持っていた華麗なり穏やかに主張するイメージとは違い、過剰で暴力的なほどの花房の形とその花房のせり出し方だ。 これよりも大木のトチノキの白くこれまた過剰に同様なかたちの花房と相俟って先週までの桜に取って代わるようでもある。 尚、和名の漢字がどう「はしどい」と関係があるのか分からない、というより「はしどい」というのはどういう意味なのか分からない。 ここでは丁香というのがそれに当たるのだろうがそれがあて字なのだろうというのは分かるけれどそれから先が分からない。

今日は仕事があって先週亡くなった伯母の葬儀には行けなかった。 代わりに家人が彼女の母である故人の妹の付き添いで参加してそれは姑の家族が住んでいた村の葬儀場で行われ、幸い雨も降らず式は満足のいくもののようだった。 そして斎場の周りと墓場にもこの花が沢山見られたそうだ。