暇つぶし日記

思いつくままに記してみよう

また通風

2014年04月18日 18時59分45秒 | 健康

3週間ぶりに通風が出た。 いつもの青い錠剤をミネラルウォーターで飲み下したところだ。 場所は定番、足の親指の付け根であるけれど今までの統計では右足が優勢だったのが今回は左足の方だ。 前回は右足の甲の上側だったから右、左とこのごろは均等に推移している。 前回と前々回の間隔が最近では長く6週間だったから今日の発作でこの頃のパターンに戻ったという感じだ。 何とも個人的持病観察というのも年寄りじみてショボいけれど人それぞれこういうものはあると思う。 取り分け、還暦を越すとこんな話ばかりが自分達の周りで聞こえてきて普通の波風のない日常の日記としては叶っているだろう。

今までここに載せきた写真にしても通風、持病のアテにはその部位、薬などだったけれどそれもマンネリだから今回は偶々庭の隅に見つけた羊歯を添えものにする。 

基本的には、よく言えば手を加えない、実際には手抜きの庭なのだが、そこには自然にコケが生えてきたりこんなシダがこの5年ほど物置の傍に出るようになっている。 それも長さが腰やそれ以上になるものでもなく精々高さ3,40cmほどのもので、物置から自転車を取り出すときの通路を邪魔するほどではないからそのままにしてある。 庭には蕨が生えないので他の場所にも生える大きなシダの芽で早蕨のような形を楽しんでいる。 

シダは好きな植物だ。 小さいころから自分の周りの家の庭や野山で見たし、シダが生えたところを通る経験も何度もしているけれど、もう20年も前にフランスの田舎で森を歩いているときに迷い、シダが生い茂った林を振り分け振り分け歩いたのがそれが印象的だった。 そのときジュラシック・パークまがいだと思ったし、そんな森には鹿ぐらいしか動物も居らず音をたててそんな林を進むのだから目の前に動物を急に見ることもなく進み、暫くしてやっと林道に出たのだったけれどそれでもちゃんと歩けるというのは手入れされた森の中であって、そのとき日本の森、林とは違うのだなと思った。 実際、西ヨーロッパ、取り分けフランスは自然のままの森はないのだと思った。 自然公園はあってもそれは管理されたもので人が入れるような場所は何世紀に亘って矯められているのだ。 考えてみてもここの先祖達は狩をし、肉食をしてきた場所なのだからその肉を育てる田畑であるはずの森や林の管理ノウハウがないはずはない。 そんなことを思わせたのがこのシダだった。 

自宅の小さな庭に自然に生えてきた小さなシダからジュラシックパークのシダ林を思うのも悪くは無いしそんなところを歩くのはそれ以上に悪く無い。 けれど足指に通風の痛みを持ちながらそんなところを歩くとなるとそんな悠長なことを言っていられるのかということになり、そこで急にこの痛い現実に戻される。