暇つぶし日記

思いつくままに記してみよう

姑が来ていた

2014年04月12日 05時25分37秒 | 日常

一日仕事をして帰宅すると姑が来ていた。 

あまり気持ちのいい午後だったから急に我が家に来るつもりになり、タクシーを介護施設に呼んでそれに乗って来たのだと言う。 日当たりのいい裏庭で家人と気持ちよくいろいろと話していたらしい。 自分から思い立って急に我が家に来るようなこんなことは初めてだと家人が言った。 夕方から町の濠に沿って7kmほどを周るマラソン大会に参加するために息子がハーグから来ていて夕食は4人で摂った。 近所の肉屋でいいステーキ肉を買っていたからそれを焼いたら200gほどの肉を姑はペロリと食べた。 介護施設の食事は悪くは無いけれど家庭の食事に勝るものはないと言った。 結局4時間ほど我が家に居てコーヒーの後、疲れたので帰るというので自分が車で送って行った。 

帰り道姑の弟であるオランダでは最後の叔父の近況を聞いた。 パーキンソン病に加えて脳腫瘍が見つかり頭を開けたもののどうしようもなく脳の圧力を低くしただけで閉じただけだがそれでも少しはよくなったように見えているらしい。 骨肉種をかかえた姑にしても叔父にしても時間の問題で、5年はないのだろうけれどそうならばそれがいつなのかは分からない。 けれど叔父のほうが早いのは確かだ。 

広々として見晴らしのいい田舎道を走っているとき姑は気持ちのいい夕方の景色だ、と言った。 介護施設に来ると入り口の前に何台か車が停まっていてネクタイをした男達が何人か動いていた。 住人の一人が亡くなって今晩は御通夜だそうだ。 介添えのため姑と腕を組んで並んで歩き姑の部屋まで送って行きそのまま戻った。

家には直接戻らず金曜の夜なので射撃クラブに寄ってクラブの小口径のライフルを撃った。