暇つぶし日記

思いつくままに記してみよう

寒くはないがこんな鬱陶しい空模様では夏が恋しい

2011年02月07日 00時32分34秒 | 日常

2011年 2月 6日 (日)

久しぶりに家族が4人二日続けて食卓を囲んだ。 今夜は厚い昆布で出汁をとったものに、豆腐、白菜、茸、ニンジンに餅、などと豚のサーロインの薄切りの鍋を大根おろし、ポン酢で喰う水炊きで満腹し、昨日は娘の希望で焼き餃子を4人で100個以上平らげたのだった。 年に一度の誕生日であればそういうこともあるということだ。 彼らには日本は4年前の冬休み、バカンスの大阪の汚くも最高という王民王民(みんみん)の餃子と温泉場での食事の記憶でしかなかったのだから。

この何日か日本滞在中の緊張していた疲れが徐々に出てきたのか夜には眠くなり起きていられない。 だから寝床に本を持ち込んで少しは読もうとしても直ぐに眠りに入り、早朝に目が覚め、起きるには早すぎるとそこで何時間か興味の向かうまま乱読、という具合の普通人の朝のパターンに戻りかけていてちょっと奇妙な気がする。 実際、知人で世界を忙しく飛び回っていて時差の調整のことには詳しいものがいて、ああ、ここは日本との時差は8時間、だから一日に2時間ほど戻るとしてもとに戻るのは4,5,6日だなと言われ、実際そのようだったのが、それならここに来て本来の朝の6時に寝床に入って昼の12時起床という四分の一ずれたライフサイクルが普通である状態に戻っているということなのだが、、、、、今は本来のサイクルではないのだからやはり疲れているのだろうと結論付けるのだが、だからどうだ、という気もしないではない。

この4,5日といえば何もしていない。 寝床で本を読み、午後マーケットなりスーパーに出かけ食事の買い物をして戻る、ということだけだ。 気温は温暖な方の日本はいざ知らずオランダとしては今の時期にしてはぬくい風の吹く鉛色の空の下では何も見るものはないし自転車に乗って徘徊する気にもならない。 こんなときには初夏を恋しく思うものだ。 いや、冬でない季節、というべきか。 ま、こんな鬱陶しいときにはジョギングをしてもいいのだが、こんな気温では汗をかきすぎるからと勝手な理由をつけて、もっと寒いときに走るよ、とまた姑息な言い訳が頭に浮かぶのだが、そんな凍てつく夜のジョギングも少し恋しくなるのも事実だ。 凍てついたそんな夜は月夜だったり満天の星でもあるのだから気持ちがいいことは確かでこんな中途半端で鬱陶しい夜よりよっぽどましだと天邪鬼はうそぶき、さて、とエジプトの様子をみに階下のテレビの前に向かう。 日本の相撲のスキャンダルと九州の火山の噴火はすでにこちらでも報道されている。