子羊のステーキ

今の時期子羊の肉が旬なのだと聞いた。　春に生まれた子羊は肉が柔らかく羊特有の匂いもまだ出てこずステーキには最適だというのだ。

家人がスーパーで旬の肉として出ていたものを二切れ、３８０ｇほどを５００円弱で求め、それを庭に育ったローズマリーやサリーといった香草を加えて何時間かマリネーにして鋳物の厚いフライパンで焼いたものが食卓にのぼった。

温野菜としてブロッコリーを茹でた物を添えて、電子レンジで水を入れずに蒸したジャガイモにバターを乗せて庭のチャイブを細かく刻んで振りかけたものが微かに甘く粘りのある芋となった。

トルコのヤギのチーズと親指の先ほどの石榴を漬物にしたものを混ぜた簡単なミックスサラダがついてワインは娘のボーイフレンドが何日か前に手土産でもってきた赤ワインの最後の一杯だった。　アルゼンチンのFinca Flichman,　Reserva, Shiraz 2007　とあった。　昨晩の残りものに刻んだ葱を散らした味噌汁がスープとして出た。