暇つぶし日記

思いつくままに記してみよう

アムステルダムに食事にでかけた

2009年05月04日 08時42分35秒 | 日常
昼過ぎに起きて2時に駅に集合するのに遅れまいとウオーキングシューズを履いていると家人が、息子が朝のホッケーの試合で足首を挫いたから出かける前に日本からお義母さんが送ってくれていたメントールのきつい湿布張り薬を駅に行く途中にあるあの子の下宿にもっていくんだけどどこなのかなあ、というのを斜めに聞き、また屋根裏部屋に上がって物置からその袋を一つデイパックに入れ下に降り家を出るときには朝帰りの娘も揃って3人で揃って出かけたのは午後の一時半だった。 気温は15,6度というところだが薄日が差しているから寒くはない。

息子の下宿に行くと歩けるけれどちょっと痛みがあるのだというから張り薬を捻挫した踝のまわりにテープで貼り付けて駅にむかった。 駅で娘のボーイフレンドと合流したのだが自分は朝から何も口に入れてないので駅のスーパーに飛び込んで缶ビールとサンドイッチを掴みプラットフォームで待っていた電車に飛び乗った。 社内で一人朝昼兼用の食事をしながらさて、今日の予定はムステルダムの街を10km以上あちこち歩くということは出来ないからそれはキャンセルにしてとにかく三日ほどまえに予約しておいたレストランには7時ごろ着くようにどこかで4時間ほど時間をつぶすというのんびりとしたものに落ち着いた。

アムステルダム中央駅に着くと取り敢えず何の根拠もなく地下鉄で二つ向こうのウォーターロー駅までいこうということになり、そこにきてみると日曜のことだからマーケットも立っておらず観光客用のシーズンはまだ始まっていないことからちょっと歩いて市立植物園で時間をつぶすことにしたのだが、園に入る早々他の者達が3時のお茶だ、といいだしさっき電車内で腹に入れた私には別段食欲もなかったので白ワインだけにした。 家人と子供達はそれぞれ紅茶に様々なケーキを頼んだのだが娘のボーイフレンドはビールを希望したのでそれでは何かつまみになるものとミートボールにトマトソースのかかったものを私と二人でつまむことにしたのだが、子供達もケーキを平らげたあと一つ二つ味見と称してアルコールと肉団子を試すのだった。

もう少し時間があるのならすこし向こうの動物園に行ってもよかったのだが閉園がどこも5時だというのでお茶をしていると実質園内にいる時間が1時間ほどではなにほどのことも出来ず、結局植物園をぶらぶらするだけということになったのだが、日曜の午後の植物園はスペイン語やイタリア語を話す中年の観光客と子供を含めた家族連れ、年寄りのグループぐらいで静かなものだった。

熱帯雨林の大きい温室がいくつもあるところでは入るなり高温と大変な湿度で眼鏡が曇り慌ててジャケットを脱いでTシャツだけになるようなこともあり、そこは軽いサウナか日本の夏を思わせるようだった。 一つの建物から次の建物に行く間の園内は春の花が咲き乱れ野原風にしてあるところでは我が家の庭にあるような花の亜種のようなものが多かった。 ある建物では蝶の羽化をさせておりあまり広くない建物のなかには様々な蝶が飛び交っておりカメラを向けて木の葉に止まった蝶を撮ろうとすると別の蝶が私の腕や頭にとまるようで動いていないものにとまる習性があるのだろうか。

そのうち園内に5時閉園の鐘が鳴り徐々に我々も外に出たのだが、さて、それから何をするでもなく南教会までぶらぶら歩きそこから世界から観光客をあつめる飾り窓があるあたりの中華街へ出てそのうちの一つの中国雑貨の店に入り別に何を買うというのでもないけれど狭い店内でいろいろなものを眺めていた。 

そこも6時を回ってそろそろ店じまいをするというの追い出されまだ日の高い街中を散歩し7時前に中央駅に戻り駅裏の波止場から5分ほど渡し舟に揺られ向こう岸についたらそこからは予約したレストランまで300mほどだった。 そのレストランは家人と二人で何週間かまえこの辺りを歩いたときに遅い昼食をとったところで次には家族で来ようと決めていたことが今日の催しにつながったのだ。 

7時から10時までそのレストランにいて前菜、主采、デザートと各自好きなものを注文して平らげ、終わりにコーヒーで締めて外に出たときには西の空は下だけが微かな青いいろだったけれど他はもう暗くなっていた。 暗い渡しで5分ほど水上を移動するときには大分涼しくなっていた。