ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

日暮れ

2014-10-17 23:41:08 | 日記

 このごろ、日暮れがとても早くなりました。 17時30分に仕事を終えてバス停まで3分くらいの道を歩きます。 バス停につくころには「とっぷり」という感じで日が暮れていて、驚きます。

 

 このあいだまで19時半くらいまで明るかったのに。

 

 きょうのお昼休みに息子の学費を払うため、窓口で手続をしていると、通帳と印鑑が違うため、引き出せないというアクシデントに見舞われました。 ATMでは1つの口座は1日に50万までしか引き出せません。 仕方なく、私の口座からも引き出して、合計して支払う、ということになりました。

 

 窓口の若い女性が、「学費って高いですね。私も自分が働くようになって、とても高額なことを知りました」と世間話をしてきて、銀行の窓口も庶民的になったなぁと思いました。

 

 ほかにお客さんが誰もいなかったせいかもしれません。

 

 それはいいことなのか、どうなのか。

 

 プライベートな情報はもちろん銀行側にはわかっているのですが、(伝票を見れば、どこの大学に息子が通っているとか) そういうことは話題にしないのがエチケットというかルールな気がするのは、私が古い人間になりつつあるのかなぁ、などと、考えてしまいました。

 

 そういえば、会社の近くの郵便局でも、「童話書いてはるんですか」と、言われたことがあって、封筒に「在中」って書いているせいなのだけど、「はぁ、まぁ」と返事に困ったことがありました。

 

 公共の機関の仕事をしているひとは、淡々とやってもらいたいものです。 最近は振込はなるべくコンビニからできるものはコンビニでやることにしています。 学費も前回まではコンビニからやっていたのでした。 やっぱり今度からコンビニを利用しようと思います。

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秋の休日

2014-10-16 18:57:11 | 日記

 きょうはお休みの日。 前から楽しみにしていた嵯峨野の温泉へ行きました。 女3人でささやかなお疲れ会。

 

 実は嵐電に乗るのは初めてで、JRの嵯峨嵐山からもう少しで間違えてトロッコ電車に乗ってしまうところでした。

 

 有栖川の駅で降りて、ホームに立つと、すぐそばに大きな榎の木がこんもりと茂っていて、ちょっと歩いて行ってみようということになって、行ってみると、神ノ木神社がありました。大きな榎の木が四本もあって、遠くからみるとそれが1本のように見えるのでした。 お賽銭を入れて手を合わせて目をつむると、なにかに守られているような気がしました。 目をあけて見上げると、高い高い木。この小さな町にたぶん昔から親しまれてきた神社なんだろうなと思いました。

 

 温泉ははじめは空いていて、ジャグジーや泡ぶろや絹の湯などつぎつぎに浸かってのんびりしました。お天気もよくて露天風呂も気持ちよかったです。

 

 いったん、あがってお昼を食べて、そのあと椅子に寝そべっているうちに私は熟睡してしまいました。 それからもう一度、竹取の湯、露天風呂を楽しんで、黒酢アセロラを飲み、マロンのジェラートを食べて大満足でした。

 

 やっぱり温泉はいいなぁ。 来月は恒例の親戚女子会で笠置温泉へ行く予定があります。 それまで山が3つほどありますが、がんばって越えてゆきましょう。

 

 

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水曜日は短歌の日(13)塔10月号

2014-10-15 22:43:47 | 日記

 初校と再校作業に参加していると、手元に「塔」が届くころには、「なんか読んだな」と錯覚することが多いのですが、今月号はゆっくり味わいながら読み込んでいます。

 

 ・地続きのこの世に母の在りたれば「のぞみ」に乗りて会ひにゆくなり   亀谷たま江

 

 このあいだ、母と電話していて、嫌なことを言ったり言われたりして、もうしばらく電話はよそうと思っていたけれど、この歌を読んで、やっぱり会いに行かないとと思いました。誰かが亡くなったとき、どうしようもなく悲しいのは、会いに行く道がなくなってしまうこと。 

 

 どんなに遠くても、電車か飛行機か船かを乗り継げば、生きているなら会うことができます。何十年も会わない人がいたとしても、会おうと思えば会えるということと、どうやったって会えないというのは全く違います。亀谷さんの歌の「地続きのこの世」というところにじんとなりました。 遠いっていったって、地続きじゃないのって思ったら高速とばしてでも、「のぞみ」に乗ってでも会いにいくことができるのだから。

 

 ・まぐろの鮨半分に切り四貫を幸せさうに母は食べます   亀谷たま江

 

 やさしい歌だなぁ。 幸せそうに食べているお母さんと、それを嬉しそうに眺めている亀谷さんが浮かんできて、私も母のこと大事にしないといけないなぁと思います。 お母さん、ごめんね。

 

 それから、河野美砂子さんと山下泉さんの作品連載は毎回とても楽しみ。 美砂子さんは構成が巧くて、自然に流れにまかせて物語を味わうような音楽を目で読むみたいな充実感があって、泉さんは一首一首にこめられた時間と言葉の裏側をイメージしながら一首でひとつの物語が完結していく緊迫感が漂っています。

 

 せっかくの連作から何首かを引いても、全体で味わわないとあまり意味がないのですけれど、それぞれに好きだった歌をいくつか。

 

 作品連載 「大雨が過ぎて」 河野美砂子 より

 ・蟬声の終りの方を聞いてをりこころをのこすというやうに熄(や)む

 ・ここからは遠いけれども金色の声もつ蟬が鳴いてゐる森

 ・とりかへてもすぐ駄目になる切り花をくぐらせて夏のみづ杳(くら)きこと

 ・公園に秋風たちて大繩跳びに入れない子がまたひつかかる

 ・逢ひたいと何度でも思ふ梨の実を剥いてゆく音おほきな夜に

 ・ねむらむとするとき聞こゆ一日のかたすみで鳴いてゐた蟋蟀が

 

 作品連載 「峠と隕石」 山下泉 より

 ・水辺から夏になりゆくパピルスのあわいに水の青眼ひらく

 ・彫り深き御堂にうすく霧立ちて真昼のおくにゆらぐ夕暮

 ・錬金ののちのしずもり栗の木は嵐気(らんき)のなかの睡りの樹なれ

 ・入(い)るときも出(い)ずるときにも微かなるためらいはありこの世の敷居

 ・すこしずつ女らしさを思いだし黒山羊は穿く白いハイヒール

 ・薬壜なつの夕べに屈みいる過ぎさりし手を懐かしみつつ

 

 今月号には10代20代特集もあって、読み応えあります。 続きは来週に。(水曜日は短歌の日ということをすぐに忘れてしまうので、来週じゃないかも)

 

 

 

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得手不得手

2014-10-14 22:22:31 | 日記

 となりの席のNさんは、今年異動してきた人で、いつもたくさんの仕事を抱えています。

 

 Nさん「僕の仕事のやり方が悪いんかなぁ。なんでこんなにたまるんやろう」

 私  「どうしてもきょうやるべき仕事と、2,3日余裕がある仕事と、来週でも大丈夫なのとにわけてみたら?」

 Nさん「そう思うんですけど、気がついたら全部急ぐ仕事になってて。 どうも整理するのが苦手で」

 私 「まぁ、人には得手不得手があるからね」

 Nさん「僕、「得手るもん」がないんですよ」

 私 「いやぁ、そういうことがにっこり言えるのはかなりの武器やと思うよ」

 

 Nさんは、どんなに仕事がたまっても、上司に叱られても、ストレスがたまらないそうです。 すごいなぁ。

 

 私は、仕事が行き詰ると、気分転換にメモ用紙づくりに励みます。 不要の紙の裏面に動物とか季節の絵のついた「伝言メモ」を印刷し、裁断機でざく、ざくっと切って、きれいに整えたら、とてもすっきりするのです。 私のデスクの引き出しの奥に、札束のようなメモ用紙が並んでいます。 最近は、伝言者別にストックしたりして楽しんでいます。

 

 今朝はなんだか理不尽なことでクレームをつけられてしまい、どんよりしていると、後ろの席の若人2のIさんが、

 

 「ふじたさん、もうタマぎれですわ。 メモ用紙ください」 というので、

 「あいよっ!」 といって、札束ならぬメモ束を手渡すと、

 「あ、ちゃんと僕の名前入りじゃないですか!」

 「ふふふ~」

 

 Iさんのはクマのもようなのだ。 そういうささやかなことで私が喜びを感じることをIさんはちゃんと知っていて、私の発するどんよりオーラをキャッチすると、すかさず「ガチャック貸してください」とか、「ビニールパッチ機貸してください」とか、「小さな人助け」を頼んでくれます。 Iさんにはお姉さんと弟さんがいて、そういう気配を察知するのがうまいのです。

 

 きょう、仕事から帰ってきて、塔の人からの問い合わせに応えていると、携帯が鳴ったので、確認したらNさんからでした。 20時くらいなのにまだ会社にいるようです。

 

 私「どうしたん?」

 Nさん「あした、僕、東京出張なんですけど、持っていくつもりの書類がなくて。 前に藤田さんに作ってもらったファイルどこでしたっけ」

 私「ああ、黄色いの? 部長の席の横のキャビネットみてみて」

 Nさん「えーと。 ああ、ありました! よかった~」

 私「まだ会社にいたん? おなかすいたでしょ」

 Nさん「すきました~」

 私「はやく帰って食べて」

 Nさん「そうします~ ありがとうございました~」

 

 みんながんばっているなぁ。 会社にいると自分のミスの多さにへこむこともあるけれど、みんなのがんばりを見ているだけで、私もがんばろうという気になります。

 

 あしたは早くおきてちゃんとお弁当を作っていこう。

 

 

 

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干し林檎

2014-10-12 20:58:16 | 日記

 金曜日。午前中は仕事で、午後は初校で、そのあと、堺の実家へ帰るつもりでした。

 

 柿がそろそろ食べごろになってきたので、収穫です。 母にホワイトチョコレートのラスクと便箋、絵葉書を、父に干し林檎を買って持っていこうと思っていたのですが、母の具合が悪く、私のほうも土曜日に車がつかえなくなってしまったので、延期することになりました。

 

 それで。

 

 ぽかんとあいた日曜日。 朝おきて、気になっていたエクセルのリストの修正にかかりましたが、思っていたよりはかどらず。

 

 外へ出てみると先週剪定したあとの枯枝や蔓が残っていたので、台風が来る前に袋につめ、ついでに水遣りと草ひきをしました。

 

 息子が起きて来たので、サンドイッチをたくさん作って、ミックスジュースも2回作って、お昼ご飯をゆっくり食べました。 夫はきのうから北山川カヌーツアーで留守。

 

 最近(というか、昔からだけれど)、連続でパワーを使える時間が短くなって、3時間くらいしたら電池切れになります。 息子は昼から出掛けるようでしたが、お昼ご飯を食べてすぐ、どうしようもなく眠くなって寝てしまいました。

 

 電話が鳴って、リビングへ戻るともう息子はいませんでした。 塔の人から問い合わせ。 ねぼけながら調べてお返事。 気をとりなおして(?)また昼寝の続きをしていると、また電話。 問い合わせ。 またねぼけながら調べてお返事。 本格的に、今度こそは寝ようと思ってうとうとしたころ、また電話。 今度は義父からでした。

 

 「きょうか明日、時間があったらパソコンのメールがうまく送れないから見に来て。 プリンターも調子悪いからそれもみてほしいんだけど」

 「きょうは車がないので、明日なら行けますよ」

 「じゃあ、明日お待ちしています」

 

 きょうは昼寝デーではないのかも、と思ってもう起きることにしました。 それから紅茶を入れて、干し林檎を食べました。

 

 また今度、新しいのを買って、持っていこうと思いました。

 

 

 

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